シャーロック・ホームズの思い出 (新潮文庫 ト-3-3 新潮文庫)
- 新潮社 (1953年3月12日発売)
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感想 : 171件
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784102134030
感想・レビュー・書評
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今作の短編集もよかった!
ホームズが探偵を志すきっかけとなった『グロリア・スコット号』事件や、ホームズの兄が登場する『ギリシャ語通訳』では、ホームズのルーツを知ることができて嬉しかった。
孤高の天才という印象から、一気に親しみが湧いちゃったな。
ホームズが探偵を始めたばかりの頃の事件『マスグレーヴ家の儀式』では、ホームズの大学時代の友人だったマスグレーヴも登場するしね。
ホームズとワトスンの揺るぎない信頼関係もいいよなぁ。所々で互いに必要としているのが伝ってくる。
そして、宿敵モリアーティ教授との決死の対決を描く『最後の事件』。話の冒頭からこれまでと何やら雰囲気が違う。突如現れた強敵に不吉な空気が流れていく。
ホームズの探偵として命懸けで挑んでいく姿勢、相棒ワトスンへの想いに、胸が熱くなった。
しかし、唐突といえば唐突な結末…
著者もホームズという存在にかなり追い詰められていたらしいが、気が変わってくれてよかった。
まだまだシリーズを楽しめるのが嬉しい。 -
ゆたこちさんのレビューで、ホームズが犬に足を噛まれたエピソードがあるのを知り読みたくて。その『グロリア・スコット号』をはじめ『マスグレーヴ家の儀式』など思った以上に深く面白い。『最後の事件』泣きそう。今さらながらはまる。
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ゆたこちさん、こちらにもコメント嬉しいです♪
本当にこの短編集すごく面白かったです。むしろホームズはまずここから読むのがいいんじゃないかと...ゆたこちさん、こちらにもコメント嬉しいです♪
本当にこの短編集すごく面白かったです。むしろホームズはまずここから読むのがいいんじゃないかとまで思います。
『最後の事件』では、ホームズのワトソンへの手紙読んだら、復活するのわかってるのに涙出そうになりました!マイクロフトが御者になったのはうけましたが‥笑2023/05/15 -
>むしろホームズはまずここから
なるほど!大賛成です!長編も面白いですが、ホームズシリーズの魅力はやはり短編。この巻は事件の1つ1つも人間ド...>むしろホームズはまずここから
なるほど!大賛成です!長編も面白いですが、ホームズシリーズの魅力はやはり短編。この巻は事件の1つ1つも人間ドラマも読み応えありますし、『帰還』への流れもドラマティックで、人にオススメしたくなりますね。
『最後の事件』全てを悟ってワトソンを引き返させたホームズ、必死でホームズの痕跡を探すワトソン、泣けますね~。そこからの『空き家の冒険』での再会でまた泣きそう(ToT)
そう言えばマイクロフト御者やってましたね笑 もちろん弟の身を案じていたでしょうが、結構楽しんでそう(^^)
今日ようやく『五匹の子豚』を読み終わりました。まだしんみりしてますが、面白かったです!急展開の終盤は読み終わるのがもったいなく感じるくらいでした。これから皆さんの感想読むのが楽しみです(*^^*)2023/05/15 -
ゆたこちさん
お返事ありがとうございます♪
『帰還』も楽しみです!できればマイクロフトがいっぱい出てくれるといいな〜と思ってます♪ゆたこちさん
お返事ありがとうございます♪
『帰還』も楽しみです!できればマイクロフトがいっぱい出てくれるといいな〜と思ってます♪2023/05/16
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ホームズものは長編より短編の方が面白いと感じる派なのですが、これは以前読んだ『シャーロック・ホームズの冒険』よりさらにスラスラ読めました。ほぼ事前情報ゼロだったのもあり、新鮮に楽しめましたね〜。
余談ですが、この前に古い版の角川文庫を読んでいたせいもあり、新しく出版された新潮文庫が読みやすいのなんの!
文字の大きさ、紙の色・手触りといい、最も目に優しい出版社だと感じます。
さて、特に印象に残ったのは「黄いろい顔」「マスグレーヴ家の儀式」。
また、兄のマイクロフトがいることもワトスン博士と同じく知らなかったので、「ギリシャ語通訳」も面白かった!この兄弟を生んだご両親は一体どんな方だったのでしょうね?
かたやホームズ最初の事件である「グロリア・スコット号」は突然古文が始まってやや混乱しました……( ˊᵕˋ ;)
英語にも、いわゆる古典的な文章というのはあるのでしょうか?本筋とは関係ありませんが気になりました。
そしていよいよモリアーティ教授の登場なわけですが、”ドイルはシリーズを終わらせたがっていた”ことを知らなかったら、突然の終幕に納得がいかなかったやも。
こんな魅力的な敵が登場したらもっと続きが読みたくなりますよねぇ。
ドイルにとっては不満でしょうが幸いなことに(?)、まだまだ続くようですので今後もゆるりと読んでいきたいなと思います。 -
モリアーティがやっと出てきた。
今後も出てくるのかしらん。 -
本作には、短編10編が収録されています。
それは、次の10作品。
白銀号事件
黄いろい顔
株式仲買店員
グロリア・スコット号
マスグレーヴ家の儀式
背の曲った男
入院患者
ギリシャ語通訳
海軍条約文書事件
最後の事件
この中では、「グロリア・スコット号」(1893年4月発表)が興味深い。
ホームズが、探偵業を志す切っ掛けが書かれた作品なので。 -
思い出という題名通り、ホームズの過去に扱った事件も登場する。
殺人事件は少なく、詐欺、暗号、窃盗など様々な事件が楽しめた。
特にマスグレーブ家の話が好きです。
相変わらず悪いやつを退治した人には甘い。
モリアーティが唐突すぎて、ドイルが早くこのシリーズを終わらせたかったのだなと伝わってきました。 -
ホームズにお兄さんいたの!
しかもホームズより凄い?
でも、行動力は無いのね…
「最後の事件」のモリアティとホームズの知恵比べはもっと見たかったですね。 -
海軍条約文書事件の朝食シーンは思わずニヤッとさかてしまう。ホームズの遊び心がよい。
最後の事件は、、、なんとも言えない気持ちになる。
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「マスグレーブ家の儀式文」的なものを手に入れて、
頓智をきかせて真相を掴むなどの活躍をしたい!
と熱望してからはや幾年月…
まだ、そのチャンスは巡ってきません。
この巻も粒ぞろいで面白いんだなー。
とくに、「白銀号事件」「海軍条約文書事件」「かたわ男」
などは、ホームズ好きの方と語らっているうちに
日が暮れ、そして夜が明けること、請け合いだ!
そして、モリアティ教授との決闘、
「最後の事件」!!!
ホームズの残したお手紙のところを読んでも、
当然、がっかりしたりなど、全くしません!!!
コナン・ドイルがホームズを書くのに飽きて
「ホームズを死なせることにした」と
自分の母親に手紙を書いたら、
「あんな素敵な方を!そんな事は許しません」と
お返事が来たと、どこかで読んだな。 -
名作揃いで探偵の初仕事や、兄が出てきたりや、有名な最後の事件など盛り沢山。個人的には海軍条約文章事件が好き。
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ホームズ界でも話題の「最後の事件」、
ちゃんと読んだことはなかったので
この短編集で諸々の事件の後、初めて読んだが
騒がれるのも納得の内容だった…
「え、嘘…!」と衝撃で検索をかけて
コナン・ドイルの思惑や悩みだったり
その後の展開について先に知ることに。
流石に寂しかったので少し安心。笑
でも綺麗な終わりだったし
これで物語が終わったとしても
違和感は無かったんじゃないかなあ、とも。
某反逆のアニメ然り
ストーリーの終焉以上に
キャラクターの最期が一番心にくるので
復活を望んだ心理も酷く理解出来るモヤモヤ…笑
あまりに衝撃だった「最後の事件」を除けば
「グロリア・スコット号の事件」が一番好き。
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シャーロック・ホームズ短編集の第二巻です。
探偵としての初仕事から、(ドイルにとっての)最後の事件が収録された一冊です。
他作品と同様に、小さなものから大きなものまで、ホームズは自身が面白いと感じた事件を手掛けていきます。
ライヘンバッハの滝の顛末を考えると、普通ならばタイトル通り最後なのだと思えるのです。
シャーロックホームズを終わらせたいという著者の強い意思を感じます。
読者の激烈な反対によって話は続くことになり、それによって面白い作品も世に出ることとなります。
しかし個人の意見としては、「最後の事件」はホームズにとってモリアティとの一世一代の大勝負ですので、ホームズという生きている人間の感情としても最高の終わり方だったのではないでしょうか。
このように、フィクションと知っていながらも深みに陥る問題作です。 -
グロリアスコット号、マスグレーブ家の儀式なと、ホームズののルーツの描写が新鮮。
やはり、モリアーティとの対決である、最後の事件はドキドキさせられる。 -
メモ程度に。
「白銀号事件」
馬は可愛い。
「黄色い顔」
物事を深刻に犯罪と結びつけて考えてしまう職業病。
死人の出ない、いいお話。
「株式仲買店員」
ここまでくるとドイルのパターンもわかってくる。
「グロリア・スコット号事件」
ホームズが探偵を職業とするきっかけとなった出会い。
とはいっても、ホームズは殆ど出来事に関わっていないのがなんだか新鮮。劇的な何かではなかった。
「マスグレーヴ家の儀式」
宝探し。
「背の曲った男」
罪の意識が何よりの凶器。
「入院患者」
何が起こったのかは解明されるものの、犯人逮捕にはいたらないというパターン。
「ギリシャ語通訳」
シャーロックがマイクロフトを褒めちぎっているのに驚いた。
「海軍条約文書事件」
一国の一大事件だが、首謀者とその動機がなんとも矮小であること。
「最後の事件」
vsモリアティ。
スイスへの道中は冒険めいていてワクワクもするが、ワトスンが懐古しながら書いているという体裁からか、どことなく物悲しい印象も受ける。 -
ホロヴィッツの『モリアーティ』を読む前に取り急ぎ「最後の事件」を。
何度となくドラマなどでシャーロックホームズのあれそれは知っていたものの、原作でのライヘンバッハは初めて読みました。
悲しみに打ちひしがれるワトソンの記述が痛々しく、他話での2人のやり取りなんかを知っているだけに読んでいて辛くなるほどでした。
地面の描写なんかがとってもリアル。
しかし今回の目的はモリアーティなのでごめんね。
いつかまた収録の他話もじっくり読んでみようと思います。 -
二人の関係性の点で言えば、ワトスンが結婚してベーカー街を出た後は、 同居していたときとは少し遠い距離感を持って付き合っている感じがします。
一緒に住んでいる心安さで、ぶっきらぼうだったり、説明が足りなかったりしていたホームズが、 開業したワトスンを訪ねるのに、奥さんに気を遣ったりしています。
《白銀号事件》では、
まだ同居しているので、ホームズのぶっきらぼうさが出ています。
『ワトスンなら怒らないだろう、わかってくれるだろう』という、ホームズの『甘え』があるのがよいです。
冒頭「ワトスン君、僕は行かなきゃなるまいと思うよ」といういきなりのホームズの発言に、ワトスンは『べつに驚きもしなかった』のであります。
なぜなら、『眉根をよせた顔をうなだれて、強いくろタバコをパイプに詰めかえ詰めかえ、部屋のなかを歩き回ってばかりいて、何を話しかけても何を尋ねても、聞こえないかのようにがんこにだまりこくっていた。』そんなホームズを見て『私には、ひとことも彼が口をきかないにもかかわらず、彼の頭のなかで考えられていることは、よくわかっていた。』からです。
《黄色い顔》では、二人が午後の散歩をしています。『二時間ばかり〜ぶらついたが、どちらからもほとんど口はきかなかった。心の底ふかく知りあった仲として、べつに珍しいことでもない。』
とてもいい雰囲気で帰ってくると、客が来ていたという知らせを聞くなり、事件に飢えていたホームズは、
「だから午後の散歩なんかダメなんだ」とワトスンをとがめるように言います。
人のせいにするところが珍しく思います。
ワトスンに対しては、よく責めるような言葉を言うホームズです。主にワトソンの文章についての苦言は喧嘩の原因にもなりますが、日常的な皮肉や責任転嫁については、ワトスンがさらっと流して取り合わないことが多いように思います。
むっとはしているかもしれませんが。
事件について、見当違いをしてしまうという失敗をしたホームズが、家に帰り、ろうそくを片手に寝室へ引込むというときになって、
「ワトスン君、これからさきもし僕が、自分の力を過信したり、事件にたいしてそれ相当の骨折りを惜しんだりするようなことがあったら、ひとこと僕の耳に『ノーバリ』とささやいてくれたまえ。そうしてくれれば僕は非常にありがたい」
と言ったホームズがいいです。ワトスンへの信頼が伺えます。
《株式仲買店員》では、ワトスンが開業したパディントン区へホームズが訪ねて来ます。
ベルの音に続いてやや耳ざわりなくらい甲だかい声を響かせながらずかずか入ってきて、奥さんへ気を遣う発言をします。
温かくホームズの手を握るワトスン。腰掛けながらホームズは、
「開業して医術のほうが忙しいために、僕たちの推理問題に示した君の興味が、あとかたもなくなってしまわなければよいがねえ」と気遣うように言います。
ワトスンがホームズの誘いを受けて出かけるというと、
「ハ、そいつは何より好都合だ」といすにそりかえって、いつもの俺様な(?)態度になります。
その後は推理をひけらかして驚かせたり、説明しすぎて「なんだそんなことか」という顔になったワトスンを見て苦笑したり、いつもの気の置けない関係に戻ります。
さて、他にもホームズが初めて手がけた事件《グロリア・スコット号》や、兄マイクロフトが登場する《ギリシャ語通訳》、そしてなんと言っても、モリアーティー教授の出てくる《最後の事件》など、読むべき作品がたくさん入っています。 -
今読んでも全く古びないシャーロックホームズ短編集の第二弾。下手なミステリー読むより面白い。新潮文庫の訳もいい意味で時代性を感じていい。
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「白銀号」「黄いろい顔」「最後の事件」が特に面白かった。謎を解いていく鮮やかさもさることながら、ホームズ・ワトソンの友情、イギリスの風景描写など心惹かれる要素が織り込まれた豊かな作品。
著者プロフィール
アーサー・コナン・ドイルの作品

みたいな逸話でしたっけ。
凄いよね。
みたいな逸話でしたっけ。
凄いよね。
自分の生んだ作品に苦しめられて、終わらせたけど復活させて、また生涯書き続けたなんて、想...
自分の生んだ作品に苦しめられて、終わらせたけど復活させて、また生涯書き続けたなんて、想像がつかないなぁ。