シャーロック・ホームズの事件簿 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102134047

感想・レビュー・書評

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  • 言わずと知れた名作中の名作。
    自分のミステリ好きはここから始まりました。

  • 短編集を事件簿(The Case-Book)という標題で作成している。
    「高名な依頼人」は、結末があっけなかった。
    「白面の兵士」では、語りはホームズ自身であった。
    この話の中で、ワトソンが結婚した頃が、他の話の年とかみあわないらしい。

    これらのことから、必ずしも計画的に書いたものではないものを集めたものかもしれない。

    コナンドイルの筋の展開の面白さは、保っている。

  • 正統派ホームズ再び

     ドイル作品の本物ホームズだ。

     ホームズはこどもの頃すべて読んだと思っていたが、違っていたようだ。はじめて読む気がする。贋物だと思って購入したのが本物だったわけで新鮮な驚きだ。

     1887年「緋色の研究」で登場したホームズの、そしてドイルの最後の短編集ということになっている。4長編56短編の最終章というわけだ。

     さすがに最終章だけあって、語りがホー

  • シャーロックホームズは、本当におすすめ。解ってくれる同年代の人って少ないのが残念。

  • ホームズ自身が語り部の話があったのが新鮮
    どことなく、わたしの知っているワトスン君の文章じゃなかったのは
    執筆された時期が遅いからだろうか
    それとも気のせい?
    友人から借りて読了

  • ホームズのかいた文章がとても読みにくかったです

    しかし、そんな彼でも結婚したい

  •  新潮文庫で出される最後の短編集(『シャーロックホームズの叡智』はちょっと性格が違うので除く)。「円熟した筆で書く最後の短編集」というだけのことはあり、一つ一つが特徴的で面白い。
     電話・科学捜査・蓄音機など、新たな技術がストーリーと絡んでくるところは『緋色の研究』発表から40年も経つんだなぁ・・・と、時代の流れを感じさせてくれる。また、語り手がホームズ自身であったり、ホームズでもワトスンでもない話があるのもこの短編集の特徴だろう。だからといって他より楽しいとかつまらないとかいうことではないが、他のものとは違ったイメージをもつ短編集だった。
     個人的に楽しかったのは「ライオンのたてがみ」と「三人ガリデブ」。

  • 10編の作品からなる短編集。
    年代でいうとホームズシリーズ後期の作品で、語り手がワトソン博士だけでなく、ホームズ自身であったり第三者であったりと、それまでの作品とは違った趣向を凝らしているのも、読んでいて新鮮でした。

  • 糸がするっとほどけるように謎が解かれていく様は読んでいて快感。
    白い顔の男の話がなかなか怖かった。
    ホームズ自身が語る作品もいい。

  • ネタ切れ感が相当あった。
    這う男とライオンのたてがみは、ちょっと、まずいんじゃないか。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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