緋色の研究 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102134054

作品紹介・あらすじ

文学の知識-皆無、哲学の知識-皆無。毒物に通暁し、古今の犯罪を知悉し、ヴァイオリンを巧みに奏する特異な人物シャーロック・ホームズが初めて世に出た、探偵小説の記念碑的作品。ワトスンとホームズの出会いから、空家で発見された外傷のないアメリカ人の死体、そして第二の死体の発見…と、息つく間もなく事件が展開し、ホームズの超人的な推理力が発揮される。

感想・レビュー・書評

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  • 「まだらの紐」を読み、ホームズ熱が冷めやらず。
    ホームズと、ワトスンの名コンビが、どうやって生まれたのか、どうしても気になり…。第一話読むべきだと思い至る。

    そして、読んでみると、あれよあれよという間に、全く知らないもの同士の二人が、ルームシェアするという流れだったのにビックリした。奇跡的な、そして、運命的な、出会いなんだ、って妙に感じたりしてしまって。
    優柔不断な私は決断力あるカッコ良さを感じて、そこから私的には、もう面白く(笑) えー、そんなところにってなるかもね普通(笑)決断力、はやいのに憧れる

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      この作品の構成が二部構成で、しかもそれが壮大なギャップを感じさせてくれて良かったところ。
      文章も、年代を、感じる古風さに味があって惹き込まれ...
      この作品の構成が二部構成で、しかもそれが壮大なギャップを感じさせてくれて良かったところ。
      文章も、年代を、感じる古風さに味があって惹き込まれて良かった。百年以上も前に書かれた本の重厚さも感動する。また、他の作品も時々読もうと思った。この感想も、二部構成にしてみました。(笑)
      スマホの調子が、悪いのか??何が悪いのか、時々、途切れてしまうのです…、スミマセン
      2022/10/13
    • ひまわりめろんさん
      ホームズ再読キャンペーン中のチーニャさん、こんばんは!

      やっぱホームズかっこいいですよね
      自分の永遠のヒーローです
      そしてワトソンが愛くる...
      ホームズ再読キャンペーン中のチーニャさん、こんばんは!

      やっぱホームズかっこいいですよね
      自分の永遠のヒーローです
      そしてワトソンが愛くるしいってちょっと違うかw

      自分も最近途切れちゃうこと多いんで(長文のときにかぎって!)おそらくブクログ側の問題だと思いますよ
      ホームズのようにズバっと解決してくれるのを待ちましょう
      2022/10/13
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      ひまめろさん、こんばんはー!
      長文が投稿できない悩み。ホントに、泣きます。下手な感想や、コメントですが、いろいろ考えたのに、短くなったりしま...
      ひまめろさん、こんばんはー!
      長文が投稿できない悩み。ホントに、泣きます。下手な感想や、コメントですが、いろいろ考えたのに、短くなったりします。松子さんにも相談しました。松子さんも、親身になっていただきました。それからブクログ側に問い合わせしましたが、お返事が来ません。電波も、田舎で良くないのかもしれません。ホームズのようにズバッと解決待ちたいです-。コメントありがとうございました。
      2022/10/13
  • 小学生の頃、私に読書の魅力を教えてくれたホームズ。
    今回、数10年振りに3度目の全集読み返しを始めてみた。まずは第1作目の「緋色の研究」
    古い作品なのに読み易く軽快なストーリー展開で非常に楽しかった。ソルトレイクの話は全く覚えてなかったが、逆に復讐への動悸がゴールドラッシュのアメリカで繰り広げられて夢中で読んでしまった。

    • 土瓶さん
      いきなりですが「バスカヴィル家の犬」が好きです。
      いきなりですが「バスカヴィル家の犬」が好きです。
      2022/06/27
    • kakaneさん
      土瓶さん、コメントありがとうございました。
      たしかバスカヴィル家の犬がホームズシリーズの最高傑作という評価だったと思います。個人的にはライバ...
      土瓶さん、コメントありがとうございました。
      たしかバスカヴィル家の犬がホームズシリーズの最高傑作という評価だったと思います。個人的にはライバルのモリアーティとの恐怖の谷が好きです。
      近いうちにバスカヴィル家の犬は読み直そうと思っています。ありがとうございました
      2022/06/27
  • This is one of the best book, I’ve ever read in my life!読了後にそう叫びたくなる!この本がシャーロック・ホームズの推理本だということを忘れさせる内容だった。犯人が背負う暗い過去、そして壮絶な復讐劇。まるで「モンテクリスト伯」を読んでいるようだった。表紙絵の色が緋色。この色合いが内容と合致して何とも言えない重厚感。復讐を成し遂げるまでの犯人の人柄や生活、憎悪、追跡。この場面を緻密に描写し、犯人に対する復讐を遂げてほしいと思う自分がいた。

  • なるほど!
    最近読んだ異邦の騎士を思い起こす遠大な復讐劇と、ホームズ&ワトスンの関係性。
    様々な作品がここから始まった、まさに記念碑です。
    私がシャーロッキアンに成るかは判らないけど、とりあえず大人になってからのシャーロックホームズは楽しめました。
    最近巷でちょくちょく目にするモリアーティ教授まで読み進めてみようと思います。

  • やはり、シリーズ第1作ということで、ホームズとワトスンの出会いを知ることが出来たのが、単純に嬉しかったです。

    そして、さっそくホームズがワトスンを必要としているエピソードがいくつか入っているのも見所で、ワトスンに探偵術を褒められた時だけは、素直に照れるホームズ(笑)に、今回の案件に誘ってくれたワトスンに対して、真面目な感謝の言葉を述べるホームズと、いいコンビぶりが、既に垣間見えます。

    また、発表当時、この作品への反響がほとんど無かったとの事ですが、仮にホームズの前知識が無いとしても、観察に基づいた理論的な推理ものとして、充分楽しめる内容だと思います。伏線も効果的に入っているし、個人的には、ホームズの分析的推理の説明に、すごく腑に落ちるものがありました。

    それから、二部構成という少し珍しい展開になっているのが、おそらく一番のポイントかと思うのですが、私は良かったと思います。法的にどうこうというのがあるのは分かるけど、それでも加害者への目線が優しいと思わずにはいられなかった。

  • 最近はちょっと昔の推理小説にハマっているようだ。
    以前、アンソニー・ホロヴィッツの絹の家を読んでから、今更ながらシャーロックホームズシリーズに興味を持ち、シリーズの第一作のこれを読了。

    物語の第二部で過去に遡り殺人事件に至る経緯になっていて謎解きよりも、この経緯がしっかり描かれていたのが素晴らしい。

    コナンドイルが書いた時期は19世紀末。そうとう昔だけど何も違和感なく楽しめました。

    さて、このシリーズは沢山あるし、アガサの本も積読してるし、時間が足りない。どうしようかな。

  • 記念すべき名探偵シャーロック・ホームズの初登場作品だが、私は今回初めて読んだ。
    で、感想はと云えば、これが思った以上に凝った構成になっていることに驚いた。黄金期もしくはそれ以前の推理小説は事件の起きた時間軸上を登場人物が右往左往し、やがて真相に辿り着くという趣向がほとんどなのだが、本作は犯人発覚後、いきなり昔の西部開拓時代へ移行し、動機に至るエピソードが語られる。これが短編小説並に素晴らしいのだ。
    このような革新的な構成をもって現れたホームズ。今に息づく真価が見えたか!

  • シャーロック・ホームズシリーズのオマージュのようなアニメやドラマはいくつか観たことがありましたが、原作は初めて読みました。
    大学の英米文学の授業で、イギリス文学について学び、メジャーなものは教養として読んでおいた良いかなと思い至り、早速図書館に行ってきました。私が行った図書館には3社ほどがホームズシリーズの翻訳を出版していて迷いましたが、1番メジャーそうな新潮文庫の本にしてみました。

    かなり昔(昭和28年)に翻訳されたものとだけあって、読むのに時間がだいぶ掛かってしまいましたが、トリックや推理のパートは楽しく読むことができました。

    自分の記憶の中では、当たり前のようにホームズとワトスンでしたが、2人の出会いも書かれていて、まだ1冊読んだだけですが、2人について詳しくなれたような気がします。

    第2章では犯人目線で事件に至るまでの過去回想がかなり長めに用意されており、今までのミステリーではあまり見たことないような形式で、新鮮に感じられ、楽しめました。

    私の読解能力が低かっただけかもしれませんが、結局、ホームズたちのところに指輪を取りに来たのはただの友人なのか気になりました。

    ホームズシリーズの第2巻も既に借りてあるので、また読むのに時間が掛かってしまいそうではありますが、読むのが楽しみです。

  • ページ数の割に、思ったより重厚なストーリー。東野圭吾のガリレオみたいに、短編から始まったのか?と途中思うところもあったけど、二部構成のようになっているだけだった。そこだけ少し挫折しそうだったが、最後に繋がれば合点の行く構成だった。
    この後に続いていくシリーズが、より楽しみになった。
    また、関連小説もアニメもたくさんあるので、そちらもより楽しめるのではないかと、今からワクワクしている。

  • 今年は海外ドラマ『エレメンタリー』にハマっていたので、原典であり始まりである本書を読んでみました。
    小学生の頃、学校図書館で少年向けシリーズの本書をおそらく読んでいて、この文庫もずいぶん前に読んだような記憶があるのですが、ホームズの奇行の部分以外は全然憶えていなかったので(笑)、また楽しむことができました。

    物語は第1部と第2部にわかれていて、シャーロック・ホームズが活躍するのは第1部で、第2部はほとんどが事件の背景の物語となっています。
    第2部はモルモン教の偏向な教団姿勢と、教団の支配的かつ強権的な圧政が物語の根本を生み出したことになっていますが、コナン・ドイルが生きた時代のモルモン教への見方と現代時点での本書とモルモン教の関係をいろいろと忖度できて、これはなかなか興味深かったです。(笑)シャーロック・ホームズの物語はいまだに全世界の少年少女に読み継がれている小説なので、これはずっとモルモン教へのそういう目も受け継がれていくってことですよね。現在ではドラマ化も難しいわけですね。
    第1部はシャーロック・ホームズの活躍が目立つ物語です。ホームズの超人的な観察力・洞察力、そして推理力の片りんが窺われ、また、ロンドン警視庁のグレグソンとレストレードといい、少年探偵団といい、後のシリーズの基本となる骨格の大部分は既に最初の物語で出来あがっていたのですね。でも、ベーカー街の下宿のハドソン夫人についてはまだ名無しのようです。(笑)ホームズの観察力・洞察力がまだ控えめなのも少し物足りなかったかな。本来のホームズなら、初対面のワトソン博士を一目見て、「あなたアフガニスタンへ行ってきましたね?」の何倍もの指摘をしているだろうに・・・。(笑)人間の記憶容量は決まっていて、余計な知識は有用な知識を追い出すことになりかねないので、自分にとって不必要な知識は常識であっても一刻も早く忘れるようにしなければ、というホームズの言はずっと昔に読んだ記憶があり、そればかりでなくそれ以来、自分も多少なりとも心掛けていたかもしれません。(笑)
    あらためて本書を読んでみて、最初の物語ということですが、実はそれほど奇想天外な話でもなかったのですが、これを受けて続編が作られ、さらに全世界で愛される探偵譚になっていったということを考えると、これはひとえに最初のホームズの人物設計に大成功していたおかげであるとつくづく感じ入りました。変人だが、全世界に愛されるキャラクター。(笑)この後、世界の推理小説家たちはこの変人を凌ぐ変人の創作に心血を注がねばならなくなったと思うと、一層感慨深いものがあります。(笑)

    本書の日本語訳は少しぎこちなく、訳者はこの時点でホームズ物の愛好者でないように思わせる訳単語も選択していて、この辺りはもう少し何とかしてもらいたい。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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