売り込み (新潮文庫)

  • 新潮社 (2004年11月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784102138151

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  • 私にとって初のダグラス・ケネディ作品。
    会話に臨場感とリアリティがあるのが特徴。出だしはイマイチだが、第三章以降に俄然面白くなる。
    有名脚本家の地位や名声に集まる人間と、それらを失った途端去っていく人間。逆境になった時に一緒に励まし闘ってくれたのが口の悪いエージェントのアリソンただ一人、彼女と共にドン底逆境からの反撃開始。
    満点評価でないのは、小説出だしの出来(翻訳のせい?)とすぐ恋に落ちる恋愛体質過ぎる主人公のキャラ設定。元妻には未練タラタラ、新しい恋人には卑屈なまでのご機嫌取り、人妻にも一目惚れ。これらが同時進行って節操なさ過ぎ。
    このマイナス点を差し引いてもオススメ出来る面白い小説でした。しかし、原題「Losing it」が「売り込み」(台本タイトル)って邦題、センスないね。

  • 資産2兆円のセレブな生活、がどんなものかわかる小説。

    マンガ『有閑倶楽部』の剣菱家みたいな絵空事ではなく、タワーマンションカーストとか何十帖のリビングとかお庭にプールとか、そんなレベルなセレブどころじゃなくて、ほんとにすっごーーーーーーーーーーーーいお金持ちの世界。

    まして、「執筆する人」の世界のストーリーだから、わたしにはすっごいおもしろかった。

  • 「どんづまり」「ビッグ・ピクチャー」「仕事くれ。」の転落三部作に続く、絶頂からどん底パターン。前作「幸福と報復」がまったく面白くなかっただけに、「悪夢路線復活」という惹句に魅かれていたのだが、正直言って期待ほどは面白くなかった。絶頂を真の絶頂として描いた分、エンターテイメント性は高まっているのだろうが、「悪夢」感は前三作の方が上。

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