ダーシェンカ (新潮文庫 チ 6-1)

  • 新潮社
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102153116

感想・レビュー・書評

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  • チャペックの日本での人気は一面に偏りがちな気がして、どうも気に入らない。
    確かまんま作家の名前を(無断で?)使用したカフェかなんかがあったはず。これだ↓
    http://www.karelcapek.co.jp/omresource/omc/req__DIR/code__index
    ガルシア・マルケスの名前を拝借したイケイケ系(?)アパレルブランドもあったっけ、そういや。こういうのってどうなんだろう。
    オーナーがチャペックファンなのは分かるけど、“わんこと庭いじりの好きな気のいいおっちゃん”イメージを助長しているようで、純粋に彼の著作を好むものとしてはちょっと首を傾げたくなる。

    とまぁブチブチ言ったけど、この本は犬好きにはたまらんでしょうね。私は鳥好きで犬は飼ったことがないので、『園芸家12ヶ月』のほうが笑えたけど。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「“わんこと庭いじりの好きな気のいいおっちゃん”イメージを助長」
      じゃぁumitotanpopoさんの持ってるイメージは、どんなの?
      「“わんこと庭いじりの好きな気のいいおっちゃん”イメージを助長」
      じゃぁumitotanpopoさんの持ってるイメージは、どんなの?
      2012/09/04
  • ダーシャが可愛くて仕方ないチャペックがむしろ愛らしい1冊。

  • 大好きな本

  • ちょっとよくわからなかったです。。
    この作家さんに愛着がある人じゃないとわからないかもしれませんね(笑)
    友人が絶賛していたので手に入れてみたけど、正直、「ふーん」って感じで・・
    ごめんなさい・・・ゲージツわからない人間なんですぅ

  • 文学

  • チェコの作家、カレルチャペックの、もとは絵本。大の犬好きで、飼い犬フォックステリアに子犬が生まれ、可愛くてたまらない。簡単な線のスケッチとか、子犬のために創った童話とか!写真みたら、外国だからか、昔だからか、今知ってるテリアとはちょっと違う感じがした。こんなに可愛がってるのに、最後は他所にあげちゃったみたい。まあ、母犬飼ってるからな。

  • 子犬に語りかける八つの愛らしいお話と、その子犬ーダーシェンカのアルバムが一冊にまとめられている。

    最後の一文が切ない。

    カレル・チャペック本人によるゆるかわイラストも魅力的な一冊。
    なんか、神坂雪佳の描く犬の絵みたいだった。

    さて、これが私には初めて読むチャペックの作品。
    本棚には『園芸家12カ月』が、スタンバイ中。
    これまた楽しみ。

  • カレル・チャペックといえばどうしても山椒魚戦争やロボットを思いつきます。その人の動物本を古本屋で見つけて、なんとなく買ってしまいました。
    訳のせいなのか、読んでみて暖かさのようなものは感じますが、それだけです。やはりもう古いのでしょうか?
    本文わずか46頁。しかも上下余白、字組みが大きくて。普通に仕立てたら30頁に満たない短編だけで構成された本です。
    厚手の紙と、ほぼ本文と同量の前後を入れて、やっと薄い文庫本に仕上げた感じです。

  • チャペックが愛犬のために書いたお話8編

    配置場所:2F文庫書架
    請求記号:645.6||C 16
    資料ID:C0020683

  • 新書文庫

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著者プロフィール

一八九〇年、東ボヘミア(現在のチェコ)の小さな町マレー・スヴァトニョヴィツェで生まれる。十五歳頃から散文や詩の創作を発表し、プラハのカレル大学で哲学を学ぶ。一九二一年、「人民新聞」に入社。チェコ「第一共和国」時代の文壇・言論界で活躍した。著書に『ロボット』『山椒魚戦争』『ダーシェンカ』など多数。三八年、プラハで死去。兄ヨゼフは特異な画家・詩人として知られ、カレルの生涯の協力者であった。

「2020年 『ロボット RUR』 で使われていた紹介文から引用しています。」

カレル・チャペックの作品

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