旅の終わりの音楽 上 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2005年4月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (398ページ) / ISBN・EAN: 9784102155318

みんなの感想まとめ

テーマは、タイタニック号沈没の際に最後まで演奏し続けた楽団員たちの物語で、史実とフィクションが見事に融合しています。物語は、楽団員たちの人生を描きながら、彼らの絆や苦悩、音楽への情熱を深く掘り下げてい...

感想・レビュー・書評

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  • 詳しくは下巻で。

    何だかんだで読むのに時間がかかってしまった。

  • ぼくの本じゃない。連れが買ってきた。「タイタニック」で、かつ沈没間際まで演奏をしていたという「バンド」の話を下敷きにした小説。そこまで揃ってしまってはなかなか読む気にならないとしたもの。

    しばらく書棚で眠っていたけれど、iPad用にPDF化したのをきっかけに上巻読了。ここまでのところとても楽しく読めている。というか、引用部分に掲載した、

    「そうです」彼はたどたどしい英語でいった。「ぼくがブライエルンシュテルンダヴィット・ブライエルンシュテルンです」

    の部分だけで十分読んだ価値があった感じ。

    もうちょっとまじめに書くのなら史実に引きずられず、きちんとモチーフとして消化出来ている感じ。

    「なんだ、史実じゃないのか」とがっかりする人もいるかもしれないけれど、十分に楽しめるアナザー・ストーリー。

  •  タイタニック号沈没の時、最後まで演奏し続けた楽団員の話。
     とはいっても、メンバーは作者の創造されたもので、タイタニックという状況を借りているだけだ。史実と虚実が、見事に一体化していてこの上もなく美しい模様を描いている。
     七人の楽団員のうちの5人のタイタニックにいたるまでの話がメインになっているのだが、私は最初のリーダーの話が胸に響いた。
     ともあれ、この小説にこれ以外のタイトルはないし、これ以上のタイトルもない。このタイトルが全てを集約しているし、これ以上語ることも必要ではない。
     そして、そういうタイトルを得ることのできた小説というのは、それだけで幸福なのだとも思う。

  • 中途半端な才能なら無い方がマシなのだろうか。
    男の人が読んだらどう思うのかな。
    それなりに幸せに暮らして行く道を、私なら模索したと思うけど。

    そんなことを考えた。

  • 映画タイタニックでは、主人公2人の悲恋よりも、最後まで演奏を続ける楽士達に感動したわけですが、本書はフィクションなんですね。

  • 上だけだからなんとも。
    これから展開が起こるのか?

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著者プロフィール

1946年、東京生まれ。訳書に、シャルル・ペロー『眠れる森の美女――シャルル・ペロー童話集』(2016)、ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』(上下巻、2012)(以上、新潮文庫)、イアン・マキューアン『未成年』(2015)、ジョン・バンヴィル『いにしえの光』(2013)、マイケル・オンダーチェ『ディビザデロ通り』(2009)(以上、新潮クレスト・ブックス)、トマス・H. クック『サンドリーヌ裁判』(早川書房、2015)、ジョン・バージャー/ジャン・モア『果報者ササル――ある田舎医者の物語』(みすず書房、2016)ほか多数。

「2016年 『果報者ササル ある田舎医者の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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