シャドー81 (新潮文庫 ネ-1-1)

  • 新潮社 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (489ページ) / ISBN・EAN: 9784102158012

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

航空冒険ミステリの魅力が詰まった作品は、1975年の出版にもかかわらず、色あせない緊張感と知的な刺激を提供します。ハイジャックという緊迫した状況下での管制官やパイロットの駆け引きが巧みに描かれ、読者を...

感想・レビュー・書評

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  • ン十年ぶりにハヤカワ文庫で復刊され、話題となった航空冒険ミステリ。縁あって昔の新潮文庫を入手することができた。映像技術の進んだ現在なら、いろいろと弄り回して派手な航空アクションドラマに仕立て上げられてしまいそうな設定だが、原作は75年出版刊行。米軍最新鋭機といってもベトナム戦争当時のものである。推して知るべし、といったところでありながら色あせた気配を感じさせないのは、この作品がハードに全く寄りかかっていないからだ。「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンばりの周到な準備。管制官、ハイジャック機パイロットとの駆け引き。イージーな仕掛けに頼らない、知的刺激に満ちた叙述がぐいぐい惹き付ける。

  • 戦闘機を運んでどうするのかと思っていたが…まさかそんなことに使うとは!そこからは手に汗握る展開で、一気読みと相成りました。ハイジャック中の、グラントと機長、管制官の間の奇妙な信頼関係がよかった。

  • 何の準備をしているのかわからないのに、その準備の過程の描写が面白いから、読むのがやめられない。作品がどこへ向かうかがわからないのに、面白いという、ミステリとしては最強の構成。からっとした明るさもよい。

  • 中学生の頃以来、数十年ぶりに再読した。相棒は誰だったのか? すっかり忘れていてその正体に結構驚いた。まぁ、それを一人でやるのは無理過ぎるんじゃ無いのー、、的な設定が多いが娯楽小説と言うことで…

  • 表紙がネタバレ!

  • <u><b>「PGA81便、貴旅客機はただいま乗っ取られたことを通告する。」</b></u>

    <span style="color:#cc9966;">ロサンゼルスからハワイに向かう747ジャンボ旅客機が無線で驚くべく通告を受けた。たった今、この旅客機が乗っ取られたというのだ。ただし、犯人の姿は機内にはない。犯人は二百余名の人質と引き替えに、巨額の金塊を要求。政府や群、FBIを翻弄する!</span>

    もっと個人の人物描写があれば、もっと面白かったのに。特にハイジャック犯達の。そっちの方が正体が明かされた時に、衝撃が大きかったと思うんだけど。私が人物描写を読み込めてなかっただけか…?最初の方は冗長な感じはするけれど、ハイジャックされて以降は、スピード感あふれる感じで読者をぐいぐい引っ張ってくれます。特に犯人と機長と管制官の会話の描写がいいですね。ハラハラさせてくれる。

    どうでもいいけど、ある部分の翻訳に笑った。
    マイケル・エイノの名前を聞かれて
    「エイゴのエ、イロハのイ、ノハラのノ」…何という翻訳!
    こちとらアメリカの小説だと思って読んでるから、しばらく「eigo」「iroha」「nohara」という英単語を思い出してたよ!

  • ML 2018.1.8-2018.1.14

  • twitterで載せている方の推薦図書でした。他の何冊かも記録しておくのだったと後悔しています。
     よく練られた筋書きでしたが、少々無理なところもあります。古いお話で1975年発効、ベトナム戦争が背景にあり、私19歳頃を思い出しながら読みました。スプラトリ-諸島が出てきて、今や中国が無断で埋め立てて飛行場を作って占拠していますが、この小説の著者も目を付けて書いていますが隔世の感があります。紹介してくださった方に感謝します。面白かったですよ。(2017年12月27日記)

  • 40年も昔の本なのに、古さを全く感じない。読みやすいし(これは訳者の力も大きいけど)、退屈させない。誰も死なないところも凄く評価できる。終盤で上官が主人公を脅す辺りの展開はよくわからないのと、サンタクロースの行動を止められない警察の無能さはどうかと思うけど、まあ一応ハッピーエンドだったのでよしとします。

  • 最近ハヤカワ文庫で復刊したみたいだけど、何故新潮文庫版は絶版なのだろう。ミステリのオールタイムベストなんかに必ず入ってくる作品だし、実際に面白いのに。
    うーん、売れなかったのかな。

  • この手の本はあまり読んだことがなかったのですが、読み始めからぐいぐい引き込ました。名作です。内藤陳さん「読まずに死ねるか!」にも推薦されているようですね。激しく納得!

  • 古いからどうかな?と思ったけどさすが名作と言われるだけに依然として随所に輝きがあり、なによりもディテイルが古臭くなってない。
    エンターテイメントとして秀作である。

  • うーん。
    期待しすぎたか。
    あるブログで絶賛されていたので楽しみにしてたんだけど、個人的にはイマイチだった。

    計画も下準備もすごくて、ほとんど完璧に犯人たちの計画通りに事が運ぶ。
    犯人への感情移入して、応援できるような気持ちにもなれない。
    なので、あんまりハラハラドキドキの感じはない。
    淡々と予定通り。

    そして、最後も・・・。
    犯人側を応援できてればあれでもいいんだろうけど、残念ながらそうでもなかったので、消化不良気味に。
    むむー。

  • 途中からじょじょにおもしろくなってくるが、前半は退屈。と言うか、海外の小説はどうしても説明が多くなって心理描写が不足していると感じる。なので感情移入もできないし、読むのが苦痛。

  • いやー面白い。
    戦闘機が旅客機をハイジャックするっていう話を聞いただけでたまらんものがあったね。

    30年ほども昔の小説だけど色褪せない魅力がある。
    いまでも通用するし、ハリウッド映画のような王道感もある。

    冒頭部の準備シーンから楽しい。
    二つの一見関係のない場面が繋がってから一気に物語が進む。テンポが良い。中だるみもしない。


    完全犯罪って最高。

  • 亡き義兄から高校生のときに教えてもらった本。
    今でも単純に楽しめる。

  • 83042.358

    クセのない文章と少々単純なストーリー展開が物足りなかったが、面白さはケチのつけようがない。

  • 久々に読み返して(元の文庫が探せずに買い直したけど)いろいろ記憶違いをしているのにビックリした。最後はバハマかどっかで2人でピニャ・コラーダでも飲んでたようなイメージがあったんだけど普通に合衆国に居た。
    最初に読んだのは大学生の時で度肝を抜かれた覚えがあった。今回再読してみてプロットそのものもハイジャックまでの過程や身代金の集め方とかやっぱ凄いなぁと思ったけど、最初ほどのインパクトはなかった。話が古びたとかそういうのではなく(今読んでもこの話は上出来だと思う)もっともっと衝撃的な話がどんどん出てきているせいだろう。
    それでも・・・凄いものは凄い。

  • 中盤から俄然面白くなってくるので、冒頭乗り切れなくても我慢して読み進めるべし。ほんともうすっごく面白かったです。読んでよかった。

  • フィクションの小説はあまり読まないのだけれど、同期のケンタ様に勧められて読んでみた。

    ベトナム戦争時にアメリカ空軍の最新型戦闘機(ハリアーがモデルだと思われる。)を盗んでハイジャックするというもの。

    流れが単純で読みやすい。ストーリーというよりも、俺にとってはアメリカ人のベトナム人に対する見方や考え方がわかって参考になった。

    さーっと読める。

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