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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784102158210
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みんなの感想まとめ
この作品は、実際にCIAで活動していた著者が、自らの経験を通じて諜報活動の実態を語るものです。特にヒュミント(人間からの情報収集)の重要性を強調し、技術の進歩にもかかわらず、現地の人々から得る情報が依...
感想・レビュー・書評
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実際にCIA工作員として活躍した著者が、これまで体験した出来事を書いた本。黒塗りの箇所が一部あるが、CIAが普段どんな仕事に従事しているのかが把握できる。CIAに限らず多くの諜報機関はオシントやシギントなど様々なアプローチで情報を収集するが、著者は人間を介して得た情報すなわちヒュミントの重要性を語っている。なかでも中東や中央アジアといったあまり馴染みのない国々に関しては、その地域に住む人々からでないと、そもそも情報を得ることが困難である。その為、たとえ技術的な進歩を遂げたとしても、人から得た情報収集は依然として有効であることが多い。とはいえ、なかには誤った情報を流す人もおり、「カーブボール」の件は、CIA側の判断が間違いであった。また政府との関係にも言及しており、情報収集と党派政治の対立は致命的な事態に陥る、官僚主義の硬直性など国内に対する不満を語る。
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『キラー・エリート』マイクル・スミス著とあわせて読むことを強くお薦めします。
この本はCIAが官僚化し、その実力を失っていくさまを現場の人間の視線で書かれたもの。
原題でも有り表紙に書かれた「SEE NO EVIL」は日本で言う所の「見ざる言わざる聞かざる」であり、火中の栗を拾うべきCIAが君子危うきに近寄らずとなっている事を表している。
911直後に発表されたために結構売れたと言う。
ちょっと気になるのが、あまりにも書かれすぎていること。
申し訳程度に「CIAからの検閲が入りました」ということで黒塗りになっているが、個人名や特定の事件の話が出てくるのによく出版できたなと思いました。
この本の出版自体もCIAの工作の一つではないのかと思うのは考えすぎでしょうか? -
どこまでこの本を信じていいのかは分からない。この著者には彼なりのアジェンダがあって、その上で会えてわざとらしく検閲の跡を残したりしているわけだろう。
などと言った人を信用できない気分になる本だ。でも一歩引いてCIAという部分を度外視すると、どうしてある企業の業績が悪くなったのか?というような組織論と大差ない話でもある。「トップが現場のことを全くわかっていない」「組織が大きくなって官僚的になる」とか。
とは言え、現場にいた人しか分からないリアルなCIAエージェントの生態が分かるのは貴重だ。 -
集中して読めなかった。
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自己保身のための事なかれ主義、まるで霞が関かと思うような内容。
冷戦終結によって組織の大きな目的を失ったCIAの堕落は相当酷いようだ。
著者の中東での活動、収集した情報には911のテロを防ぐ手立てがあったのかもしれない。
特定の企業、個人の商益、組織の自己保身、それらが有用な情報の分析を誤らせ、もしくは見ないフリ知らないフリをさせ、結果、テロに繋がったとするならあまりにも残念。 -
CIAの内情を知ることができる良著。事実は小説より奇なりとはよくいったもので、さながらスパイ映画の世界が現実にあるということが驚きだった。
ただ、固有名詞が多すぎて読みにくいのが難点か -
国家の弱体化がささやかれる中 米国でも同じことが。
世界はいったいどうなっていくのか?考えるというより不安になる一作。
(2007年8月) -
映画の元ネタになった本です、「シリアナ」の原作と言っても良いでしょう。
著者のロバート・ベアは実際にCIAに勤務していた人物です、本部の不理解の為に現地の諜報員がいかに苦労してきたか等が語られています。
世界一失敗の多い諜報機関といわれるCIAの実状が語られています。
9.11以降、その存在意義が問われていますが、イラク侵攻の為の証拠が見つかっていなかった事等を見ても立ち直ったとは言えない気がします。
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世界地図と世界史の知識をふまえないと恐らく理解できない。黒塗りの箇所は新鮮だった。活字本も漫画と同じ絵の文化だ。
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映画『シリアナ』のもとになった本です。
映画は骨太な映画です。
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