- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161012
感想・レビュー・書評
-
正直・・・途中で横文字に混乱しました。
ただ、最後のどんでん返しには爆笑!
こういう少しウィットに富んだのはいかにもイギリスらしいね。
もう1回読み直そうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
舞台は英国。常に黒い噂が纏わりつくアメリカ人大富豪の仕掛けた投資詐欺の罠にはまって、無一文になってしまった数学教授、上流階級専門の医師、画廊経営者のフランス人、そして世間知らずの歳若いイギリス貴族、この個性豊かな4人がチームを組んで、知恵を出し合い策略を練って、騙し取られた百万ドルを取り返すというお話です。
いまどきのエンターテイメント小説を読み慣れてしまった人には、少々物足りないかもしれません。けれど、これが作家の処女作であること。ジェフリー・アーチャーはいまでこそ人気作家ですが、もとはイギリスの国会議員であり、プロの作家ではなかったこと。そして、この作品を書き上げた当時は、株の投資に失敗し一文無しであったこと。つまりこの小説は、実体験をもとに書かれたことなどを承知した上で読むと面白さ倍増です。読み進むうちに、誰がほんとうの悪党なのかわからなくなってきます。もしかするとこのお話の根底には、性善説があるのかもしれませんネ。 -
爽やか
一番美味しいのはジェームズだなやっぱ -
10/8読了
-
面白かったですね~!!ラストまで一気に読みました。
-
はじめてジェフリー アーチャー を読みました。読み易く、面白かったです。他の作品も読んでみたくなりました。
-
カインとアベルのアーチャーのデビュー作。
そういや読んでなかったなーということで手に取ってみた。
お金をだまし取られた4人の被害者が、知恵と勇気?を絞って被害額を取り戻そうとするわけです。
今ならそんなにうまくいかないだろうなあと思われる手口だけど
1976年当時は斬新なアイデアだったのかな。
オチは…初めっから予想してた答えがズバリ、はまってしまいました。
予想しなければしてやられた感のあるラストになるのかもしれません。 -
いままで不思議と手に取ることのなかったアーチャーの処女作、このときからウィットに富んだ表現、展開の大胆さ健在のよう。