- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161234
感想・レビュー・書評
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ジェフリー・アーチャーお得意の「ケインとアベル」「目指せダウニング街10番地」の系譜の出世物語です。
違いといえば主人公二人とも、まずは恵まれた環境で成長していること、二人の直接対決は少なく、共通の敵役を置いたことでしょうか。またかといえばそういえる、御伽噺的なストーリー立てです。とはいえ、ここらがアーチャーの真骨頂、何時ものごとく読ませてもらえます。
ただ前半のめまぐるしさには頭がついていけません。ばらばらに住む二人の主人公を同時進行的に扱うために、画面転換は仕方が無いのですが、それにしても頻繁すぎます。とにかく勢いで書き急いでいるような感じで、物語が薄っぺらく感じられます。何だか感情移入が出来ないのです。
それでも後半の盛り上げは流石です(やや軽いのは気になりますが)。
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お勧めです。
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図書館にあり
内容(「BOOK」データベースより)
富裕な実業家ダヴェンポート夫妻に、念願の男子が生まれた。同じ日、平凡な保険セールスマン、カートライト家にも、双子の男の子が誕生した。そしてその夜悲劇が起きる…。献身的な看護婦の姿を借りた運命の神は、兄弟の間を引き裂いた。かけ離れた環境で育つことになった二人は、やがてそれぞれの夢を追い始める。数奇な生涯を辿る二人に、再会の時はいつ訪れるのか…。 -
obtnd
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悪くないけど、アーチャー物にしては平凡かな。
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ジェフリーアーチャーの本。
必ずといっていいほど株取引の場面が出てくる。
読みやすい本です。
1日ぶっ続けで読める。