- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161265
作品紹介・あらすじ
あまりにあくどいフェンストンのやり方に反発するアンナは、アラベラと協力して、ウェントワース家救助作戦を果敢に推し進める。二つに増えた敵の影に怯えながら、今はルーマニアで美術教授となった元恋人にある援助を頼み、舞台は自画像の買い手を求めて東京に移った。一分でもフェンストンの先回りをして、ゴッホを救わねば-自身も絵画コレクターとして知られる著者による、胸のすく名画サスペンス。
感想・レビュー・書評
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ジェフリー・アーチャーは初めて。
読んでいる時は面白かった。
仕掛けや大胆なトリックと、綿密な前半の描写に夢中になって読んだ。
でも読み終わると、これはプロットと言うか、あらすじみたいな小説だなと感じた。ちょっと残念。
他作にチャレンジしたい。 -
予想外の展開あり、内容も面白く、一気に読めた。
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2020.6.7
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<u><b>欺いたのはゴッホでなくアーチャー</b></u>
<span style="color:#cc9966;">9・11テロ前夜、英貴族ウェントワース家の女主人ヴィクトリアは、破産寸前の家計に悩んでいた。双子の妹アラベラに手紙を書いているところに賊が侵入し、首を切られて命を落す。犯人は左耳も切断し、著名な美術品蒐集家フェンストンに送った。一方崩落したビルから生還したフェストンの美術コンサルタント、アンナは、付きまとう男の影に怯えていた。</span>
『ケインとアベル』が面白かったので、期待して読んだが、期待しすぎたかな。ゴッホよりアーチャーに欺かれた感じがする。
『ダ・ヴィンチ・コード』風の話。どっちが先に出版されたか知らないけれど。アーチャーってイギリス人だったのか。まぁ、アメリカ人ならこれは書けないわな。9・11がらみだし。(と思うのは、日本人だけで、実際のアメリカ人なら書くだろうな。) -
2018.04.30.読了
ハラハラしました。 -
読み終わった~♪
上巻で結構話が進んじゃったから、「下巻はどうなるのかな?」と思って読み始めたら上巻以上にドキドキハラハラな展開(笑)
大悪党のフェンストンがどうなったか書いて欲しかったな~(^^;) -
息をもつかせない展開とハッピーエンディング。素晴らしいミステリーでした。