- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161401
作品紹介・あらすじ
バリントン海運の株式を巧妙に操作し、会社の凋落を企むマルティネス親子。銀行家ハードキャッスルの後ろ盾を得たハリーたちと、秒刻みの真っ向勝負が始まる。なかなか思い通りに行かず追い詰められたかに見えたマルティネスだったが、彼の悪辣さはハリーたちの想像を上回るものだった――。ついに完成した豪華客船の処女航海と一族の行く末は、裏切りの羅針盤によって導かれる!
感想・レビュー・書評
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ハラハラドキドキは続く。それぞれのキャラが立つ。悪者はとことん悪者なのがいい。勧善懲悪なのだが、主人公たちのすきのあるところが、悪の付け入る隙になる。次巻が楽しみ。
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バリントン海運の株式を巧妙に操作し、会社の凋落を企むマルティネス親子。その悪辣さはハリーたちの想像を上回るものだった。ついに完成した豪華客船の処女航海と一族の行く末は…。
(再読 2017.03.08)
下巻も斜め読み、「確かにこんな結末だった!」と確認した。第5部がどんな展開になるのなのか気になる。
(初読 2015.06.05)
衰えを知らないJ.アーチャー節、下巻もpage-turnerだった。この第4部の終わり方は第5部を読まずにはいられないパターンだが、問題はそれがいつ出版されるかということ。第4部を忘れないうちに読みたいのだが…。
(B) -
マルティネス一党、滅ぶべし! アーチャー的いつもの憎らしいレベルを越える悪党を追いつめ、一方では破滅の危機目前、気になるところで幕。もー。状況と作戦上しかたないとはいえクリフトン一族の活躍ひかえめではあった。
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主要登場人物の誰かが死ねば話しが進むものだけど、彼女の死、というかその過程がやりきれない。
IRAとかヴィーゼンタールとか出てきても実在のものではあってもそれでも小説なんだなとしか思えないんだけど、ソニーとか盛田社長と出てくるとすごくリアリティを感じてしまうのは、日本に住む日本人故なんだろうな。 -
マルティネスの復讐が引き続き描かれる。セバスティアンのサムとの出会いがうれしいけど、何ともないといいけどと思いつつ。ラストの結果がわからぬまま第5部へ。早く翻訳版を発売してほしいです。
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75歳のジェフリー・アーチャーは、死ぬまでにクリフトン年代記を書き上げることができるのだろうか?と去年、書評を書いた記憶があるけど、爺さん、老いて尚元気です。そんじょそこらのひよっことは、モノが違うね。まさにジェットコースター小説。すでに来年でるであろう第五部が楽しみ。SONYの盛田さんを出してくるあたりが上手いね。
著者プロフィール
ジェフリー・アーチャーの作品





