永遠に残るは(上): クリフトン年代記 第7部 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161456

作品紹介・あらすじ

ハリーはバッキンガム宮殿で爵位を授けられた。新首相マーガレット・サッチャーから閣僚に任命されたエマ。選挙では敗れたものの、遂に家庭の幸福を得たジャイルズ。彼らの人生は、それぞれに頂点を迎えようとしていた。一方で執拗に復讐を目論み、金に執着し続ける亡者たちの動きはやまないが、彼らにはそれぞれの陥穽が待ち受けていた。人間の美醜賢愚を描き抜いた空前の大河小説、最終巻。

感想・レビュー・書評

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  • クリフトン年代記の最終章です。
    超大作であることは間違いなし。
    読み始めようかどうしようか迷っている方には、手に取ってみることをおすすめします。
    生から死までの話ですが、人が成長していく過程が描かれています。苦あり楽ありのストーリー展開は長編を短く感じられるでしょう。

  • ハリーの爵位授与

  • ページがどんどん進む。アーチャの人間賛歌

  • 「私の場合はそうはいかないんですよ」ハリーは答えた。もう一度ウィリアム・ウォーリックを読者の前に登場させ、その後、次の小説に取りかからなくてはならないんです。1年ぐらいはかかるかもしれません。というわけで、私は少なくとも7日までは有している必要があるんですどういうことかお分かりですか、ドクター・チャーリーズ」

  • イギリスの二つの一族の現代史物語の13巻目。

    いよいよ最終部になり感無量です。
    出だしは、いつものように全巻の引きをあっさり終わらせ、主人公一族はどんどん幸せになっていくのに対し、往年の敵役たちは自滅していくというちょっと肩透かしな顛末でした。
    その中において、レディ・ヴァージニアの存在感が圧倒的でした。
    主人公一族以外で章に名前が出る稀有な登場人物じゃないでしょうか。
    おかげで、下巻(最終巻)が楽しみなりました。

  • ついに最終巻。
    しかし、山あり谷ありはつきない。そして、困難を乗り越え、ハリー、エマ、ジャイルズは、人生の頂点にたつ。

  • クリフトン年代記シリーズ、この7作目にて終了。アーチャー氏、もう70歳も超えてそろそろ終わってしまうのかな…と思っていたこの時期にこんなどえらいシリーズものを出してしまうからやっぱり只者ではない。横浜の書店でサインしてもらった文庫本、まだ大事にとってあります…

  • レビューは下巻にて。

  • 結局、このシリーズは電子化されなかったので、最後まで紙の本を読むことになった。

  • 下巻読了後に感想

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著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

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