トルーマン・カポーティ (下) (新潮文庫)

  • 新潮社 (2006年7月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784102162521

感想・レビュー・書評

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  • カポーティの周囲の人々のインタビューをまとめた本。
    この分量(厚めの文庫2冊)でインタビューを読むのは初めてで、最初は読み辛さもあったけれど次第に面白くてのめり込んだ。
    悪し様に言う人もあれば、美しい思い出を語る人もあり。
    けれどいずれにせよ、カポーティが強い印象を人々に残したというのは間違いなく、それだけ大きな存在だったのだろうと改めて感じた。
    ハンフリー・ボガードやアンディ・ウォーホルといった様々な著名人のエピソードもたくさん。
    カポーティと生涯の恋人ジャック・ダンフィーの死後の話と、カポーティが父と付き合い家庭を壊した後、面倒を見た少女との温かな交流の話には特に胸が詰まった。

  • 知れば知るほどカポーティというひとはかなしく愛おしい。

    彼は小さい頃から小説家を志し、持って生まれた才能に磨きをかける努力を惜しまなかった。そして花開いた栄光と名声。だがやがて成功した作家を飲み込んでいく運命の流れを御する力を失っていった。

    作家やアーティストが、死ぬ間際まで作品を世に送り出し続けることの困難さ。村上春樹が、60歳を過ぎてからカラマーゾフを書いたドストエフスキーを尊敬し、目指していることも納得できる。

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