別れを告げに来た男 (新潮文庫 フ 13-2)

  • 新潮社
3.89
  • (5)
  • (7)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 70
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102165027

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白かった。話の展開から最後のところまで読んで初めて線がつながるような実に見事なオチであった。この作者は本当に話がうまい。

  • 『消されかけた男』より前に書かれた作者にとって処女作にあたる本作。

    設定は上記作品と似ていて、ロシアからの亡命者と交渉にあたる主人公が、その交渉内容について上層部との軋轢を生みながら話が進んで行きます。

    何となく亡命者の目的は想像出来ますが、その手口は?意表をつきます。

  • 主人公は英国内務省勤務。さえない感じだが,語学に堪能で,亡命してきた者に対しての事情聴取を行うことに長けている。チャーリーマフィンと相当似ているが,チャーリーと違うのはオックスフォードを出ていること。物語は,ロシアの科学者がイギリスへ亡命した後,さらなる大物科学者が連続してイギリスに亡命してきたところ,両者の事情聴取を行っていた主人公が大物科学者の亡命について疑問を抱くが・・・・という話で,チャーリーマフィンシリーズ第1作の消されかけた男と相当似ている話です。この話をもっと肉付けして面白くしたのが,消されかけた男というところでしょうか。話自体はシンプルなので,それなりに楽しめると思います。

  • キレ者なのに、優柔不断で頭の薄さが気になる35歳の捜査官とかいう設定がなんとも。しかも伏線うますぎ。しぶい名作。

全4件中 1 - 4件を表示

フリーマントルの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ブライアン フリ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×