小さな星の奇蹟 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1999年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784102166147

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プレミアム

みんなの感想まとめ

心温まるミステリーが描かれる本作は、12月のニューヨークを舞台に、クリスマスの慌ただしさの中で繰り広げられる群像劇です。物語は、若い母親が生まれたばかりの娘を手放さざるを得ない切ない手紙から始まり、続...

感想・レビュー・書評

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  • “わたしの人生でもっとも幸福だった数時間は、生まれたあとの娘をこの腕に抱いていたときだったと話してやってください。そのひととき、世界は娘とわたしのふたりだけのものでした。”
    これは冒頭、産んだばかりの娘を手放さざるを得なかった若い母親が、娘の育ての親になるだろう人物に当てた手紙の結びである。この一文で参ってしまった。この物語は素晴らしいものに違いない。そしてその期待は全く裏切られることはなかった。
    本書は12月のニューヨーク、年末とクリスマスの慌ただしさの中で描かれる、心温まるミステリー群像劇だ。教会の聖杯が盗まれ、保護されていると思っていた子どもの行方が知れず、怪しい遺言書の発見で相続が取り消しになりそうだと、次々と事件が起こる。主人公のひとりアルヴァイラは灰色の脳細胞を持つ名探偵ポワロよろしく真相を究明しようと奔走する。その姿は頭脳明晰冷静沈着な名探偵とは違い、現場突撃主義、常に走り回り目を皿にして事件の手かがりを探す。別々の事件だと思っていたことが彼女の活躍で紐解かれ、最後には全てがうまくいく。翻訳小説特有の勿体ぶった言い回しが気持ちよく、ディケンズ的なアメリカの世界は安心する。クリスマスと年末を大切にする欧米人たちの最高の娯楽小説だ。

  • ほんの少しミステリーテイストのある
    クリスマスを舞台にした作品。

    あるバイオリニストの卵が
    運悪く未婚のまま子供を出産し、
    やむを得ず教会にその子を捨ててしまいます。

    だけれどもそこには
    たまたま人間がいたようで。

    幸運の持ち主である夫妻の
    妻アルヴァイラが捨てられた子探しと
    悪徳な夫妻の対策を同時でやってのけます。
    ご都合系は否めないけれども
    嫌いではない作品です。

  • サスペンス。でも予定調和の勧善懲悪話。大衆的すぎ物足りない。M女史より。

  •  図書館で借りました。

     なんとなく借りました。
     あおり文句は「ハートウォーミングなクリスマス・サスペンス」
     面白かったけれど、まだるっこしい気もしました。シリーズ物をいきなり中途巻から読んだのもちょっと悔しい。

     クリスマスの日に捨てられた赤ん坊は「星」といういみでステッツリーナという名前をつけられて、育てられる。父親だと思っている男は、実は彼女を間違って連れ帰ってしまった泥棒で、大きくなってきた彼女を麻薬の配達に使おうと狙っている。そんな男から守ってくれていた大叔母さんは病気で入院。さて、ステッツリーナはどうなるのか?
     という物語なのですが、そうは見えません。
     主人公はステッツリーナではなく、複数の事件を抱えた素人探偵だから。
     

  • もうすぐクリスマスというこの季節に良い作品を読んだ、一応ミステリーだが本当に心温まる、最後に泣ける良い作品。

  • ミステリーあんま読まないけど、この本の内容は頭に残ってるな。
    クリスマスで色々だよね。
    面白かったっけな。

  • 少し読むと、結末が見えてきてしまい、マンネリかな。でも、結末がわかっているのに読んで感動して泣いてしまう。

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