スノーグース (新潮文庫)

制作 : Paul Gallico  矢川 澄子 
  • 新潮社
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本棚登録 : 513
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102168028

感想・レビュー・書評

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  • 家族同然のロバが病気になったとき、孤児の少年は聖堂にお参りしてロバを救おうとするが・・・思わず涙がこみ上げ、暖かい気持ちになる『小さな奇跡』など、ハンカチ必須の三篇を収録。

    • はこちゃんさん
      愛玉子さん、こちらから失礼します(*^_^*) まだ使い方よくわかっていないのでσ(^-^;)、チュートリアルよろしくお願いします(*^v^...
      愛玉子さん、こちらから失礼します(*^_^*) まだ使い方よくわかっていないのでσ(^-^;)、チュートリアルよろしくお願いします(*^v^) この本、私も大好きです♥ 絵本バージョンもあります。CAMELのスノーグースという曲も大好きです。これからもよろしくお願いします(*˘︶˘*).。.:*♡
      2013/09/04
  • ・スノーグース
    ・小さな奇跡
    ・ルドミーラ

    映画ダンケルクが話題だったときにたまたま読んだ。スノーグースはそのダンケルクが重要な鍵となる。ジェニーの肖像を思い出した。

    小さな奇跡、ルドミーラはキリスト教に関わる話。

  • このなかでは表題作の「スノーグース」がやっぱりいちばんかなという感想ですが、あとのふたつ、「小さな奇蹟」「ルドミーラ」もよくないわけじゃない。しかし、三つともそうではあるのだけれど、あとのふたつのほうが、キリスト教的な色彩が濃いです。もう、キリスト教は土着の宗教だ、といってしまいたいくらい、生活の土台にキリスト教があって、その価値観のうえで成り立つ短編でした。「スノーグース」のほうが古い作品なのに、まだ現代的でした。三作品に共通しているのは、報われないものを描いていること。そして、報われないながらも、その主人公たちの気持ちや心構えが清いがために、彼らを主軸とする物語がうつくしい。さらに、奇跡というスパイスを作者がふりかけて、なにか、聖なるものごとへと物語を昇華させているふうでもあります。日本人からすると、キリスト教的すぎてうけつけない、と毛嫌いしてしまう心象を持ったとしてもおかしくないかなあと思いました。まあ、そうであっても、「聖性」というんですかね、そういったものは、宗教の垣根を超えて、読む者のこころにひしひしと伝わってくるのではないでしょうか。

  • 『スノーグース』『小さな奇跡』『ルドミーラ』いずれも泣きそうになる名作。不遇な状況にあっても腐らずひたむきに生きていく者の美しさが描かれる。『ルドミーラ』で語られる「祈り」と「人に認められたいと思うこと」についての記述がよい。

  • ギャリコを初めて知り、初めて読んだのがこの作品です。スノーグース・小さな奇蹟・ルドミーラという三つのお話が収録されています。どれも動物が絡んだお話でした。表題作であるスノーグースが面白かったのはもちろんですが、私としてはルドミーラがお気に入りです。
    この1冊には様々な形の「奇蹟」が描かれています。日常生活に少し疲れてしまった時に、周りにある小さな奇跡に気づかせてくれる、そんな作品だなぁと思います。

  • 「小さな奇蹟」の中の花束が昇りつめていく場面がとても鮮やかで好きです。

  • 大沼のそばの燈台小屋に住む画家のラヤダーは、野生の鳥たちだけを友だちにひとりっきりで暮らしていた。

    ある日傷ついた白いグースを抱いた少女が燈台を訪れて…。

    孤独な男と少女のひそやかな心の交流を描いた表題作ほか、動物への暖かな眼差しで描かれた「小さな奇蹟」「ルドミーラ」の二篇を収録。

    『ジェニィ』『雪のひとひら』のギャリコが贈る、永遠に愛されるファンタジーの名作。

    [ 目次 ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「雪のひとひら」に続き、ギャリコの小説は2冊目。
    表題のスノーグース、他2遍の3つ短編を収録しています。

    どの物語も心の中に溶けていくよな、優しさの切なさのある物語でした。

  • この本がもとになっているアルバムCamel「Snow Goose」が好きで手にとった。こんな優しいおはなしひさしぶりに読んだよ~

  • 表題作をはじめ3つの短篇から成る作品集。いずれも、孤独な境遇に置かれた人間と動物の物語。動物との結びつきの強さからすれば、表題作の「スノーグース」に極まる。この作品はエセックスで展開するが、灰色の北の海を背景にスノーグースの白のモノトーンとの調和が美しい。そんな風に、いずれの作品もその土地固有の風土と深く結びついている。土地との密着度では「小さな奇跡」が一番だろう。アッシジの街と聖フランチェスコ、そしてローマへの巡礼行が連鎖的な奇跡を呼び起こす。好みにもよるが、感動的という点では私はこの作品を推したい。

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