雪のひとひら (新潮文庫)

制作 : Paul Gallico  矢川 澄子 
  • 新潮社
3.57
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本棚登録 : 485
レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102168035

感想・レビュー・書評

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  • Very good Fantasy. ニューヨークは意外と雪が多い。天空で最初の雪粒が生まれて、アスファルトに浸みてしまうまでどれくらいの時間がかかるだろう。
    很好幻想。

  • 一行一行をかみしめながら、言葉の美しさ、詩人による翻訳の素晴らしさにうっとりしながら大切に読んだ。
    ポール・ギャリコだから書けた、この純粋さ。
    写真を見る限りではとてもそうは見えない人だけれど。
    にしても・・・・・ギャリコの本はすべからく矢川澄子の翻訳で読むべきだと改めて思う

  • 雪のひとひらを通して、女性の一生を表した作品。
    ファンタジーでありながらも、シンプルでわかりやすい表現の数々に圧倒されます。
    文章に無駄がなく、まるで水が体に浸透するように読める点も、この本の特徴だと思います。
    生(せい)を歩んでゆく道筋の表現と、水分である雪のひとひらのキャラクター性が非常に上手く物語を構成してゆきます。

    ブクログに登録するのは初めてですが、何度読んだかわかりません。
    たまに読み返したくなる大事な一冊です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「女性の一生を表した作品。」
      女性は此の作品を読んで、こんな風にって思ったりするのかなぁ~男の私から見ると、お手本のような一生に思えてしまう...
      「女性の一生を表した作品。」
      女性は此の作品を読んで、こんな風にって思ったりするのかなぁ~男の私から見ると、お手本のような一生に思えてしまう、、、

      2013/03/04
  • 雪の結晶を女性の人生に例えた、可愛らしい挿し絵入り❤
    20歳頃に出会ってから、何かあると手に取る大好きな本。
    なんてことない女性の一生をメルヘンに描いた。
    ととらえることもできますが、雪の結晶が主人公として描かれていることで、理屈じゃなく心に響くものがあります。
    そして、女性の芯の強さを感じさせられる本でもあります。
    毎回読むたびに号泣。

  • ありのままを受け入れて、そうして納得し自分を認めていくこと。一生の間に、最期の時までに、私にもそれができるだろうか。

    雪のひとひら。なんて綺麗な響きでしょう。

  • 雪のひとひらの美しく儚い一生。

    しかし女性の生涯として置き換えた場合に
    淡々とした慎ましやかな物語とも解釈できるし、
    逆に豊かで逞しい物語とも受け取れる。

    雪という言葉には激しさや優しさ、凜としたはかなさが含まれる。
    その言葉の美しさと表現の豊かさが作品の深みを与えていると思った。

    特に序盤の日の出までの文章が素晴らしくて吸いこまれるよう。

    途中からの宗教的要素に少し飽いてしまったけれど、
    そのことで文学価値を貶めるものではなく
    素晴らしい作品。

    原文は知らないけれど「雪のひとひら」という単語がとても雰囲気が良いと感じた。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ギャリコの作品は優しさに満ちている。
      「原文は知らないけれど」
      表紙をご覧になれば載っています「SNOWFLAKE」と、、、
      それから、この...
      ギャリコの作品は優しさに満ちている。
      「原文は知らないけれど」
      表紙をご覧になれば載っています「SNOWFLAKE」と、、、
      それから、このヴァージョンは原マスミのイラストで、特にお薦めです。。。
      2013/01/29
    • 恵賭 -keito-さん
      確かに。
      直訳すれば雪の結晶でしょうか。
      ゆきのひとひらとした訳者の想像力に感嘆すると共に、日本語の奥深さに驚きます。
      確かに。
      直訳すれば雪の結晶でしょうか。
      ゆきのひとひらとした訳者の想像力に感嘆すると共に、日本語の奥深さに驚きます。
      2013/01/29
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「直訳すれば雪の結晶でしょうか。」
      そうかも、、、顕微鏡で見る雪の「結晶」も可愛く綺麗ですが、「ひとひら」の方が話にピッタリですね、、、
      「直訳すれば雪の結晶でしょうか。」
      そうかも、、、顕微鏡で見る雪の「結晶」も可愛く綺麗ですが、「ひとひら」の方が話にピッタリですね、、、
      2013/02/01
  • ファンタジーなんだけど人の一生を描いている。世界観が美しい。
    これまでの自分を振り返る。これからの自分を考える。

  • ストーリーも表現もシンプルで明解。その分、読み手が自分自身の経験をそこに投影できるかが試されるようで、意外に読み応えのある作品ともいえる。
    特に共感できた箇所が、そのまま人生における自分の現在地だったりして。

  • "Well done,Little Snowflake. Come home to me now."「ごくろうさまだった、小さな雪のひとひら。さあ、ようこそお帰り」雪のひとひらが雲の中で生まれ、途中雨のしずくと出会い、山や川、水路、海等を経て気化する。1人の女性の一生を雪のひとひらとして例えたもの。1人の男性と出会い、子をもうけ、伴侶に先立たれ、子供らも独立していく。途中天に向かって話しかける雪のひとひらの姿はキリスト教を彷彿とさせる。

  • 読んでいると豊かな情景がするすると思い浮かぶ大人のためのファンタジー。
    いかにもキリスト教的な考えが色濃く残された『なんのために生きるのか』の問いかけがすとんも胸に響きました。
    やわらかい空気とたおやかさに包まれるよう。原マスミさんの美しく愛らしいイラストが世界を増幅させてくれて良かったです。

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