雪のひとひら (新潮文庫)

制作 : Paul Gallico  矢川 澄子 
  • 新潮社
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本棚登録 : 963
レビュー : 110
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102168059

感想・レビュー・書評

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  • アメリカ?らしい。
    西洋の神さまを感じる。

    最悪の敵、てっきり下水道かと…。

  • 雪の結晶を主人公に、女性の一生を描いた作品。
    美しい情景描写、優しい日本語にうっとりします。
    訳者が詩人とのことで、かなりな意訳になってるのかもしれませんが、素敵です。
    誰が私を作ったのか、なんのために作られたのか。繰り返し、雪のひとひらは自問し、そして最期を迎えます。


    あとがきに代えて、は、蛇足だったように思います…。

  • 前にも読んだ事あった。いいね!

  • 言葉がきれい。
    ひとひら、のインパクト。

  • 猫の本が大好きだったのでいつかこれも読まねばと思ってました。装丁がとても素敵。
    少し宗教くさかったかなぁ。個人的に女性云々はどうでもいいと感じます(それをウリにしてるようなのが残念)。美しいものを美しいと描写してるのが素晴らしいと思う。

  • 心が洗われます。

  • 雪を徹底的に擬人化した小説。雪にもこんな一生があるのかと思うと、世界を見る目が変わる。名作。2011/023

  • 「七つの人形の恋物語」のイメージで読み始めました。
    繊細な心描写はそのままに、透明感あふれる世界観。

    雪のひとひら、雨のしずく…
    ともども川を流れつづけながら、二人はもはや二人ではなく、一人でした。

    美しい言葉で彩られていて、心が清められるような作品。

  • ある寒い冬の日、地上を何マイルも離れたはるかな空の高みで生まれ、風にゆられ、羽のようにふきながされながら見知らぬ世界にうかびでた“雪のひとひら”。
    いつ、どのようにして、なぜ生まれたのか、彼女には見当もつかず、問いかけてもこたえはなく、どちらをむいても自分と同じ生まれたばかりの兄弟姉妹が大勢いるのにさびしくてたまらない。
    暁の光が射しそめる中、山の辺にふうわりと降り立ったその瞬間、旅は終わり、雪のひとひらの人生が始まった。
    女の子の橇にひかれ、雪だるまの鼻にされ、新雪の下に凍り、春の日差しに解け、川を流れ、湖へと流れ込む。
    やがて出会った“雨のしずく“と結婚し、子供たちが産まれ、また川を流れ、町の水道をめぐり、海へと向かう長い長い旅は続く……。

    冬の空でのひとひらの雪の誕生から死に至るまでの旅を静かに細やかに描いています。
    その旅は平凡な女性の、けれど満ち足りた理想的な人生そのもののようです。

  • "スノーグース"、"ポセイドン・アドベンチャー"のポール・ギャリコの晩年の中編。本の装丁も可愛らしいです。雪の発生から消滅までの過程を、女性の一生になぞられて比喩的に描いた作品ですが、彼女が初めて触れる自然や人々の生活がとてもいきいきと描かれており、読んでいてとても気持ちがいいです。ここに描かれる女性の一生は平凡なものかもしれないですが、紆余曲折を経て、最後には彼女自身が自らの役割を悟ります。こういう人生の終わりを迎えられたらいい人生だったと思えるのでしょう。キリスト教精神が苦手な人は読むの辛いかも。

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