チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 364
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102169315

感想・レビュー・書評

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  •  ソ連。飢饉にあえぐ田舎で少年が行方をくらます。一方、KGBの前身MGB(国家保安省)の捜査官レオ・デミドフは同僚の計略により、妻と片田舎に左遷される。
     映画版を鑑賞済み。なぜかあまり印象に残らなかったので、読みました。物語はソ連時代に実際にあった連続殺人をもとにしています。ただこの上巻の大部分が、レオが左遷される経緯を描いています。恐怖政治下の緊迫感が、如実に伝わってきます。非ソ連人が、よくここまで描けるものだと驚き。

  • 感想は下巻で。

  • 本筋とは関係ない描写が忌々しいほど邪魔に感じた。
    しかもそれらがフラグとなっているわけでもないだろうに。
    ただ設定自体はおもしろかった。後編なぅ。
    続編もあるようだからそれも読むと思うきっと。

  • 3.79/2601
    シリーズ三部作(「チャイルド44」→「グラーグ57」→「エージェント6」)

    『スターリン体制下のソ連。国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、あるスパイ容疑者の拘束に成功する。だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、妻ともども片田舎の民警へと追放される。そこで発見された惨殺体の状況は、かつて彼が事故と遺族を説得した少年の遺体に酷似していた……。ソ連に実在した大量殺人犯に着想を得て、世界を震撼させた超新星の鮮烈なデビュー作!』(「新潮社」サイトより▽)
    https://www.shinchosha.co.jp/book/216931/

    原書名:『Child 44』 ((Leo Demidov #1)
    著者:トム・ロブ・スミス (Tom Rob Smith)
    訳者:田口 俊樹
    出版社 ‏: ‎新潮社
    文庫 ‏: ‎394ページ(上巻)

  • 1950年代の旧ソ連スターリン恐怖政治のもと、子供を狙った猟奇殺人犯を追うミステリー。
    誰もが恐怖政治から身を守るため必死であり、ヒリヒリした空気が物語全体を覆っています。この特殊な設定が作品を独自なものにしているようです。
    しかし全体としては様々な要素を盛り込んだエンターテイメント作品であり、これが処女作とは思えない程の出来栄えです。

  • 旧ソビエトを知るのにもってこい!歴史好きならハマること間違いなし。

  • 2021.07.28

  • 旧ソビエトでの事件

  • ハラハラドキドキの連続で、楽しめた。
    旧ソ連の実情が描かれており、共産国の怖さを知ることができた。

    きれいなら終わり方だったので、読後感は良し。

  • 下巻にまとめます

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著者プロフィール

1979年、ロンドン生れ。2001年、ケンブリッジ大学英文学科を首席で卒業。在学当時から映画・TVドラマの脚本を手がける。処女小説『チャイルド44』は刊行1年前から世界的注目を浴びたのち、2008年度CWA賞最優秀スパイ・冒険・スリラー賞をはじめ数々の賞を受ける。

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