- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102169315
感想・レビュー・書評
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初読
おお……進まないw
1933年ウクライナから始まりスターリン体制下のソ連、
雪玉で遊ぶ兄弟、追われる獣医…から
国家保安省のレオ登場。
職務に対して生まれる疑惑、それを許さない体制、
妻に掛けられた嫌疑、失脚、これまで信じていた自分達夫婦…
これだけ話が進んでいくのに、肝心の?事件が全然出てこない!w
私には結構入り込みにくかったけど、
それでもレオとライーサの「お互いしかいなかった」からの
関係の構築が白眉。
それでもにしてもソ連ものは不潔で暗い描写が多いなぁ!
「急いで荷物をまとめる」モノでもありました
「快適な住まい」かどうかという描写も多い。 -
このミス1位ということで、久々に海外物を読んでみた。。。
だが!
読めるけど、だからどうだって感じ。。。
期待しすぎなのかもしれないけど、残念な結果でした。 -
翻訳物が読みたくて積読からチョイス。
以前、話題になったときに面白そうだと思って購入したのだが、楽しめたかといえば楽しめなかった部分も多かった。なにしろ、人が死に過ぎる。ここまで簡単に人が殺される世界は辛い。でも、おそらくこの時代、戦後の冷戦期は創作ではなくこんな時代だったのだろう。ついでに題材が子どもを対象とした連続殺人だったのもやっぱり辛かった。子どもが殺されるのは物語でもやっぱり嫌だ。小説だとしても嫌悪の感情が湧いてくる。とはいえ、主人公が危機に瀕し徐々に変わっていき国を敵にまわし、命を賭して連続殺人犯を追うさまはハラハラドキドキした。しかし、ミステリを期待したのだが、誰が犯人なのかは一目瞭然でミステリではなかったのも☆2の要因だった。上下、全2巻。 -
ロシア
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血なまぐさいミステリー。デビュー作だそう。すごい。
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なにかを提示しているだけでとくになにもわからない、これからどうなっていくのかな。
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大戦後のソ連の暗ーい状況説明にうんざり。
改行が少なくて、紙面まで暗い。
上巻ラスト間際でようやく物語が始まった感じ。
下巻に期待しよう。 -
どう考えても無駄に長い。必要の無い描写が殆どで、それが読者を攪乱するための文章と言うわけでも無い。文章もステレオタイプでいたって普通であり、取り立てて特徴や感心する表現も無い。
もっと濃縮した方が物語としても重量感が出たのでは無いか。
何より最後が尻つぼみだったのがいけない。ミステリーにおいてはそれがキモなわけで。最後の最後が一番ガッカリした。
展開に無理矢理感も多く、主人公の行動に理解できない部分も多かった。好みやら賞を取ったやら言われても厳しい評価をせざるを得ないと言う感想を持ったが、読みやすいとは思った。