グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)

制作 : Tom Rob Smith  田口 俊樹 
  • 新潮社
3.69
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本棚登録 : 902
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102169339

作品紹介・あらすじ

運命の対決から3年-。レオ・デミドフは念願のモスクワ殺人課を創設したものの、一向に心を開こうとしない養女ゾーヤに手を焼いている。折しも、フルシチョフは激烈なスターリン批判を展開。投獄されていた者たちは続々と釈放され、かつての捜査官や密告者を地獄へと送り込む。そして、その魔手が今、レオにも忍び寄る…。世界を震撼させた『チャイルド44』の続編、怒涛の登場。

感想・レビュー・書評

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  • チャイルド44の続編。

    ゾーヤの心中を考えると、辛過ぎる。
    かつての権力に従い、人間を捨てた者達が、化け物として光を浴びた時、どうなるのか。

    警察が犯罪者になったなら、犯罪者が警察にならなければならない、というフラエラの言葉も、痛い。
    下巻へ進む。

  • 先が気になって止まらない! 秘密警察から転職したのに、報復を受けるレオ。愛で罪は償えるのか。寒くて痛いよ!四面楚歌の窮地か!?

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「四面楚歌の窮地か!? 」
      面白かったですねぇ、、、
      「チャイルド44」の映画化の話は、リドリー・スコットがプロドューサーで、トム・ハーディ...
      「四面楚歌の窮地か!? 」
      面白かったですねぇ、、、
      「チャイルド44」の映画化の話は、リドリー・スコットがプロドューサーで、トム・ハーディが出るらしい、、、チョッと違うかなぁ?
      2013/03/01
  • あの「チャイルド44」の続編。
    「あなたはレオに冷たすぎやしませんか?」との読者の問いに、T・R・スミスは「その通りです」と答える。
    人間の本音、その人間の本当の力がわかるのは、プレッシャーにさらされている時、困難に直面した時だからだ。
    本書でもレオは考えられる限りこれ以上ないといってよいほどの困難に直面する。
    それでも、レオは決して諦めない。これがレオの魅力でもあり本書の魅力でもあると思う。
    冒険小説としても素晴らしいが、何より人間の良心とは何か、犯してしまった罪をどう贖うのかについても、深く考えさせられる。

  • ▼今回も痛そうな描写ばかりはやたら細密に描いていく、ソ連を舞台にした大人向け冒険小説。警察でスパイで夫って、どれだけおいしい役割なんだい? ズルイと思うのは、親父殺しを巧みにストーリーに織り込んであること。「そんなに俺が(というかレオが)悪いのか!」と激昂したくなる展開。娘は不良だし、妻は不満だらけ、仕事に行けば俺悪者扱いされて変な船で死にかけるし、たどり着いた先は強制収容所!? そしてリンチ! というあらすじ。
    ▼しかし、今回は上司が死んだか死んでないかで、レオの行く末が決まりそうで面白展開です。前回の『チャイルド44』より、ドキドキサスペンス分は減ったけど、わくわくサバイバル分が増えてて、ちょっと新しいかも。(10/2/4 読了)

  • これも面白かった

  • 前作ほどのテンポと圧巻はないけど、話の展開が面白くってスイスイ読めた。
    上巻の終わり方は興味をそそるなー。
    下巻が楽しみだー!
    早速読も。

  • 『チャイルド44』の続編。〈上〉ではピンチに次ぐピンチの連続、読めないストーリーに期待が膨らむ!

  • 前作から続いていた「罪とは?」が
    フルシチョフのスターリン批判で正義・善悪がひっくり返る事によって
    いよいよ最大のテーマに

    ミステリというかアクションという感じで
    収容所に向かう船の描写は迫力なんだけど、
    それこそハリウッド映画でいいかな、という気がしないでもなくw

    そしてああーネステロフーー

  • 続編に気付いて慌てて読みました。
    チャイルド44の後半、ジェットコースターのような
    アクションアクション&アクション描写が
    そのまま雪崩込んでいく、息を吐かさぬ展開の連続です。レオがんばれよ!

    個人的にはネステロフとのコンビがまた見られるのだわと
    喜んだのですが…。……。

    相変わらずライーサと、加えてゾーヤにイライラさせられます(笑)

  • ロシア怖い。

    平穏に過ごすって何?って考えてしまう。

    前回養子に迎えた2人との生活をなんとかやっていこうとした矢先に体制が変わり、身に危険が迫る。かなり劣悪な環境に自ら乗り込んでいくので、読み進めるのがしんどい。

    2016.6.13

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