神の積荷を守れ(下) (新潮文庫 カ 5-52)

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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102170526

作品紹介・あらすじ

ピットは妻を拉致した集団の捜査を始めるが……。一方、ピットの息子ダークはイスラエルで遺跡発掘を手伝っていた。しかし、その現場にも武装した集団が現われ、ダークも捕らわれの身に。モスク爆破と一連の襲撃事件には、関連性があるのか。調査を進めるNUMAチームは、背後にオスマン王朝の末裔である、兄妹の姿を捉えた。彼らが中東を震撼させる、さらなる邪悪な陰謀とは。

感想・レビュー・書評

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  • 話が複雑で結局あまり分からないまま終わったが、ピットとジョルディーノが毎度のように大活躍で無事終了。このシリーズを最初に読んだの1980年なので、もう35年以上前なんだ。それだけ続いてるのが凄い!

  • ダークピットシリースの中でも秀逸の出来かな。双子の兄妹の登場は無理もあり唐突に思えたけれど、ここまでくるとまた面白さを支えている。オスマン帝国の末裔、聖遺物を運んだオスマン帝国の船、さらに遡ってのローマ時代のガレー船。イエスの骨壷?ソフィーを失ったダークの物語で、物語が本当に一巡した感あり。キプロス行ってみたい。

  • ダークピットシリーズは外せない作品です。だから、言いますこの展開はどうかな?ピットとジュニアをもっと上手く使わないと・・・です。

  • ローマのコンスタンチヌス 大帝のお宝を狙うトルコの富豪とピット達の闘い。キリストの姿を描いた絵画や、イエスの聖遺物を見つける物語。確かに昔のピットとジョルディーノのサハラの頃の活躍まではいかないが、自分としてはピットの活躍は嬉しい。
    誰かが書いていたが長官、副長官がずっとトルコにいてNUMAは組織として回るんかい?とやっぱりちょっと心配ですね。

  • 三つ巴でいつものワンパターンのストーリーが多少は読みごたえのあるものとなるかと思ったが、尻つぼみの感が否めない。敵役も、その動機に見合わない程の目茶目茶なことをやる割には計画性も無く、それが故に諜報活動の網にかかりにくいというのは分からないではないが、それにしても犯罪行為としてもあまりに雑。また、今回の謎は少々、流石にやり過ぎの感があり、あの人の頭がい骨を登場させるまでのぶっ飛んだ結末は流石に行わなかったものの、イスラムとキリストの和解を彷彿させるための聖遺物の発見というのは、余りにアメリカンな能天気な結末で、ここも頂けない。ただし、話としてはのレベルは流石の貫禄の安定感でリーダビリティが高い。

  • 手に汗握って、終わった!と思ったのに、肝心な物のまとめがまだだったのね。最後の攻防は見たことのある映画のワンシーンのよう。最終的な落としどころを上手く設定して世界中がもっと手を繋げると良いのにね。

  • インターネットで単語の内容をチェックしないと前に進まない。今回は、むかしの話がいきてないなあ。

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著者プロフィール

クライブ・カッスラー
テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官を主人公とする『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。同主人公の活躍を描くダーク・ピット・シリーズのほか、幾多のシリーズを送り出し、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船の発見にも尽力した。2020年死去。

「2023年 『地獄の焼き討ち船を撃沈せよ!(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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