ノストラダムス封印された予言詩 上巻 (新潮文庫 レ 10-1)

著者 : マリオ・レディング 務台夏子

• 新潮社 (2010年2月26日発売)

作品紹介・あらすじ

フランス王家を心酔させた大預言者ノストラダムス。世界滅亡をも予言したといわれる彼が遺した四行詩は10世紀分、1000篇。だが、現存しているのは942篇-残りの58篇はどこに?ときは現代。ふたりの男が同時に四行詩の手がかりを得たことで熾烈な競争が始まった。詩は実在するのか?人類の未来とは?ノストラダムス研究の第一人者が挑む世紀の謎、圧巻の歴史冒険ミステリ。

感想・レビュー・書評

[tky さんの感想 · 2010年5月15日]

ありがちという見方もあるかもしれないがジェットコースターストーリーの面白さは期待以上。それもホワイトサイクロンのような巨大木製コースターの趣きがいい。後書きによると《マヤ》テーマの二作目があるらしいので文庫化が楽しみ。その前にノストラダムスそのものへ行ってしまいそうな予感も。

[monologue110さんの感想 · 2010年4月18日]

なんともしっくりこない･･･。
ワクワクしたのは上巻の初めだけで、あとはグダグダと続く追走劇。
途中で何の本読んでるのか忘れちゃうくらい。
あぁ･･･ノストラダムスか･･って思い出したのは、下巻の最後。

よくある2つの時代をクロスさせた展開を期待していたので、ちょっと違ったかな。