ジャズ・アネクドーツ (新潮文庫)

  • 新潮社
3.48
  • (4)
  • (14)
  • (22)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 196
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102181126

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読んだ本 ジャズ・アネクドーツ ビル・クロウ 村上春樹訳 20240418

     村上春樹がジャズを語る文庫ってことで手に取ってみましたが、内容的には「さよならバードランド」同様、ジャズベーシストのビル・クロウが、ジャズシーンの中でされる逸話・裏話を連ねたもの。と言えばなんかよさけだけど、酒場で交わされるアメリカンジョークがたくさん披露されてるってだけ。本当にとりとめがないって思うんですが。だけど、村上春樹ってこういうのに意味があるって言いきるんだよな。ただの酒場のジョーク、ホラ話なだけなんだけど。
     とは言え、デューク・エリントンやアート・テイタム、マイルズディヴィスなんかの有名どころのエピソードになると、へぇーって思っちゃうのが悲しい所で、読んでる途中で「BILL EVANS TIME REMEMBERED」買っちゃってるしね。むちゃくちゃ影響下にあります。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/600601

  • 3.9最初読むのがしんどかったが、ジャズの有名人が出てくるところから面白くなる。アルコール、薬物、ケンカ沙汰、バンドの破綻など、人生そのもの。伝説のジャズマンたちは、何を夢見て、生きたかが分かるエッセイ。

  • ロクでもない奴ほど
    好きなのかもしれない。

  • ジャズに精通してれば滅茶苦茶面白いんではなかろうか、この本、その2。
    Prefaceから引き込まれたけれど、やっぱりついていけないんすよね、ジャズが分かっていないから。それでも面白いと思わせるんだから、本作およびjazzはお薦めです。
    ちなみに当方の好きなgood lineはHitlerの件かな。

  • 村上春樹のおすすめ。たぶん、本人が感じた面白さは英語で読まないと感じられないのかも。
    そういう風に思うだけで、翻訳者としては成功、と本人が思ってくれるといいのだけど。

  • 古いミュージシャンの黄金期の逸話、ちょっと古いけど!今は小さくまとまって大物はいないでしょう

  • 2014/10/10購入

  • 村上さんの雑文集で読んで買いました。著者の記憶力は大したものです。アメリカ人特有のセンスが溢れていますが、自分にはちょっとあわないのかなあ。あとは、いつもながら、自分の知識不足によるところによるような・・・。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ベーシストにしてモダン・ジャズ界の語り部のビル・クロウがジャズ・ミュージシャン裏話を集大成。マイルズ・デイヴィスがプロモータを屈服させた一言、ビリー・ホリデイがバンド・バスの中で大もうけした顛末、ベッシー・スミスが南部でKKKを撃退した逸話、ルイ・アームストロングがライバルをノックアウトしたエピソードなど、まさしく黄金時代のアネクドーツ(逸話集)。

全11件中 1 - 10件を表示

ビル・クロウの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×