- Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102181126
感想・レビュー・書評
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読んだ本 ジャズ・アネクドーツ ビル・クロウ 村上春樹訳 20240418
村上春樹がジャズを語る文庫ってことで手に取ってみましたが、内容的には「さよならバードランド」同様、ジャズベーシストのビル・クロウが、ジャズシーンの中でされる逸話・裏話を連ねたもの。と言えばなんかよさけだけど、酒場で交わされるアメリカンジョークがたくさん披露されてるってだけ。本当にとりとめがないって思うんですが。だけど、村上春樹ってこういうのに意味があるって言いきるんだよな。ただの酒場のジョーク、ホラ話なだけなんだけど。
とは言え、デューク・エリントンやアート・テイタム、マイルズディヴィスなんかの有名どころのエピソードになると、へぇーって思っちゃうのが悲しい所で、読んでる途中で「BILL EVANS TIME REMEMBERED」買っちゃってるしね。むちゃくちゃ影響下にあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/600601 -
3.9最初読むのがしんどかったが、ジャズの有名人が出てくるところから面白くなる。アルコール、薬物、ケンカ沙汰、バンドの破綻など、人生そのもの。伝説のジャズマンたちは、何を夢見て、生きたかが分かるエッセイ。
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ロクでもない奴ほど
好きなのかもしれない。 -
ジャズに精通してれば滅茶苦茶面白いんではなかろうか、この本、その2。
Prefaceから引き込まれたけれど、やっぱりついていけないんすよね、ジャズが分かっていないから。それでも面白いと思わせるんだから、本作およびjazzはお薦めです。
ちなみに当方の好きなgood lineはHitlerの件かな。 -
村上春樹のおすすめ。たぶん、本人が感じた面白さは英語で読まないと感じられないのかも。
そういう風に思うだけで、翻訳者としては成功、と本人が思ってくれるといいのだけど。 -
古いミュージシャンの黄金期の逸話、ちょっと古いけど!今は小さくまとまって大物はいないでしょう
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2014/10/10購入
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村上さんの雑文集で読んで買いました。著者の記憶力は大したものです。アメリカ人特有のセンスが溢れていますが、自分にはちょっとあわないのかなあ。あとは、いつもながら、自分の知識不足によるところによるような・・・。
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内容(「BOOK」データベースより)
ベーシストにしてモダン・ジャズ界の語り部のビル・クロウがジャズ・ミュージシャン裏話を集大成。マイルズ・デイヴィスがプロモータを屈服させた一言、ビリー・ホリデイがバンド・バスの中で大もうけした顛末、ベッシー・スミスが南部でKKKを撃退した逸話、ルイ・アームストロングがライバルをノックアウトしたエピソードなど、まさしく黄金時代のアネクドーツ(逸話集)。