キャリー (新潮文庫)

制作 : Stephen King  永井 淳 
  • 新潮社
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本棚登録 : 925
レビュー : 104
  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193044

感想・レビュー・書評

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  • 今でいう毒親に心身ともに侵されてしまった女の子だな、キャリーは。

    読もうと思ったきっかけは、バケツがひっくり返るシーンがテレビで取り上げられていて興味を持ったから。
    そこに対する関心と期待が高かったためか、そこに至るまでの経緯が単純というかあっさりな印象を持ってしまった。

  • 読み辛い。宗教の事もよくわからないからやっぱり悪魔的な話はおもしろく感じなかったのかなぁと思う。映画のエクソシストやオーメンは怖く感じるけどなぁ。

  • 2015/02/09

    スティーブン・キングの長編デビュー作品。
    クロエ・モレッツ主演の映画も同時に見たのだけど、
    ついつい原作との違いが目についてしまって、
    思うように楽しめませんでした。

    原作はキャリーが怒ってから、
    街を焦土に至らしめるまでがけっこう長く、楽しめました。
    しかし、ラストのスーが血を流す描写は何だったのでしょうか。
    キャリーの死を看取ったことで、
    彼女自身も開放されたという暗示なのでしょうか。

  • 人は産まれる場所を選べないんだよなあ!
    と思わされる・・・。
    狂った母親に育てられることの悲劇・・・。
    なんだかなあ。。可哀そうすぎる・・・。

  • 思ってたより怖くなかった。これはホラーなんかなぁ?
    でも映画みてみたいな〜と思った!!

  • うーん。あんまり怖くなかったです。

  • いろんな意味で怖い話しでした。

  • 怖いというより、重い。日本の作家でいうなら綾辻行人+湊かなえといった感じ。挿入される記事によって展開が暗示されているのがより一層恐怖感を高めている。

  • 映画も面白かったけど、原作は映画より面白いです。
    キングのホラーは青春小説と同義だと思います。

  • ファイヤー! どか~ん!!

     読む方にもエネルギーが要る、最後にはこっちもよれよれのくたくたになってしまうくらいのパワープレイだ。こういう本は、なるべく若くて気力や体力があるうちに読んでしまうに限る★

     キャリーは、狂信的な母親のもとに育てられ、学校生活になじむことができない女の子だ。実は超能力者であった彼女は、パーティの夜にみんなの前で辱められ、悲しみと怒りを一直線に爆発させてしまう。
    『オレンジだけが果物じゃない』でユーモアとファンタジーがジャネットを救ったとすれば、『キャリー』は傷口を茶化す術を持たない。だから、無様に不器用に、そのままどどんと突っ込んでいって、どか~ん!! と壊れてしまうしかない。なんて救いようがないのだろう。

     今やモダンホラーの巨匠という異名から離れられないスティーヴン・キングの処女作。著者自身は一度ごみ箱行きにした原稿を、夫人が拾って最後まで書かせた。このべたべたB級テイストでは、確かに捨て去りたくなるのかもしれないけれども、奥様、ありがとう。拾い上げてくれてよかった。
     キャリーのこころの動きを克明に描写する筆致は力強く、抑圧ののちに起きた「感情の爆発炎上」には圧倒的な説得力がある。こんなにパワフルな相手ががんがんダンクを決めてきたらどんなフェイクもかなわない(喩えが変ですが)という、正面切ってやってくる大物だ。
     奥様がいてよかった。捨ててしまえば、書かなかったことと同じになってしまう。まずは最後まで行くことが大事。作品の良し悪しは作家がジャッジするものではなく、そういうことは周囲にまかせて、浮かんだヴィジョンを逃さないことが大事なんじゃないか。

     とにかく、「爆発」を書くことは最初からできた。その後、スティーヴン・キングは『シャイニング』で「爆発のあとの静寂と浄化」に到達したのだと思う。

     余談だが、偶然、私の愛称も「キャリー」である。純日本人なのに不思議な感じですが、そう呼ばれています……。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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