タリスマン〈上〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193082

感想・レビュー・書評

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  • ニューハンプシャーから始まるジャック・ソーヤー少年の旅。ニューハンプシャー、ニューヨーク、ペンシルベニア、オハイオ、インディアナを通ってオハイオまで到達します。1981年のアメリカともうつの世界「テリトリー」を行き来しながら西へ向かいます。

    最初はジャック・ソーヤー少年の孤独な旅だったのですがオハイオあたりで出会った狼青年ウルフが旅の仲間に加わってから一気に話が面白くなってきました。図書館で文庫本上下を借りてきたのですが、上巻にくらべ下巻はかなりきれいなのです。下巻までたどり着けなかった方がだいぶいたのでしょう。ウルフが登場するまで読み進めればその先は順調に読み進めることができそうです。ウルフに出会えるかどうかが旅を進められるか、読者も読破できるかの鍵を握っていると思います。

    これからラストまでを予想したいと思います。
    オズの魔法使いのようにもう一人仲間が増えて旅を進めるか、もしくは指輪物語のように2人で旅を続けるか。私は前者のようになることを予想します、そういえばもう少し西にすすめばカンザス州に到着します。

    スティーヴン・キングの小説は大好きでよく読むのですが、ピーター・ストラウヴの小説は読んだことがありません。どのように共同執筆を進めたのでしょうか。1981年のアメリカ側をキングが、テリトリー側をストラウヴが主に執筆したのではと考えるのが腑に落ちます、実際にはどうだったのでしょうか。

  • 初めて読んだステイーブン・キングの本がこれって、ちょっと普通じゃないね^^;

    作家二人の共作。
    それぞれが、どんなストーリーになっていくのか楽しみにしながら作った作品ということで、展開がなかなか面白い逸品。

    グロくないスティーブン・キングここにありです!

  • 感想は下巻に。

  • 超面白い!

  • 9/27開始。ヘヴィロテ本。ウルフが大好き10/2再開10/3読了下巻開始。
    この読みやすさは恐ろしい。
    合作らしいけども全く判らない。翻訳なので判らないのだろうか。原書で読める人とかグレートだ。

  • 二人の作家によるいわゆるリレー小説。どっちがどっちかなんとなくわかるのが面白い。 ゲーム・MOTHERのモトになったそうな。

  • 「アメリカのでっかいおっぱい」
    このあたりの言い回しは、キングならではだな。

  • この作品はS・キングと
    P・ストラウブの共同著書で
    二人のコラボレーションから生まれてのが
    12歳の少年ジャック・ソーヤーの
    旅立ちの物語なんです
    一口に旅立ちなんて
    言えないんじゃあ〜ない?って
    キングご存知の方は思いますよね
    そうですちゃあ〜んとご用意してます
    半端じゃない過酷な旅を
    そして舞台は現実の世界と
    もう一つの世界を・・
    ジャックはその二つの世界を
    スイッチングしながら
    東海岸から西海岸へと
    這い蹲るように旅をします
    大切な目的のために

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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