ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)

制作 : Stephen King  浅倉 久志 
  • 新潮社
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本棚登録 : 1843
レビュー : 205
  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193129

感想・レビュー・書評

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  • 恐怖の四季 春夏編
    ショーシャンク刑務所の何でも調達屋レッドのもとに、リタ・ヘイワーズのポスターを注文してきた男がいた。
    無実の罪で終身刑を受けたアンディー・デュフレーンは他の受刑者とは何かが違っていた。
    希望はいいものだよ。多分最高のものだ。いいものは決して滅びない。

    中学生のトッド・ボウデンはある老人の家へ向かった。
    その老人・デンカーは元ナチスの将校で何万ものユダヤ人虐殺の指揮をとった男だった。
    少年と老人の中に眠るモンスターが目覚める。

  • 図書館で台風の暇つぶしとして借りてきたけれど夜中まで読むのをやめられなかった。両方の話が潜在意識で結合したのか、DVDで「勝利への脱出」を借りてしまった。

  • こちらも映画化された表題作やけど、映画化嫌いのオレの中ではこの作品は高評価。両方とも、面白い。

  • ショーシャンクの原作とは知らなかった。題名だけしか知らないけど、スタンドバイミーといい、映画のタイトルの方がタイトルかっこいいね、スティーブ・キング。

    刑務所
    なんか淡々と話が進むけどとりあえずアンディが頭良すぎてときめく。まじかっこよくてきゅんとした。と同時に不運すぎて泣ける。

    ゴールデンボーイ
    スクールカーストのトップが転落していく様は胸がすくよね、とカースト最底辺の気持ちになって性格悪く読んでみました。割と好き。

  • 『ショーシャンクの空に』は数年前に、『ゴールデンボーイ』は最近映画を見たので小説の方も読んでみようと思いたち。

    『刑務所のリタ・ヘイワース』は記憶にある映画通り。刑務所という閉鎖された世界の中なのに清々しいまでの清涼感。アンディの性格故もあるだろうけど、語りが上手いからなんだろうな。春に割り当てられてるだけある。

    『ゴールデンボーイ』は映画と結構印象が変わる。先に映画を見たからかもしれないけど、私は映画の方が好きかも。怖い怖い言われてるから、もっと水面下のじわじわ狂ってくる感があるかと思ったら意外とあっさりしてたかなぁと。ドゥサンダーの自殺方法も映画の方が追い詰められた感があって良かった気がする。
    ただ、最後の終わり方が映画と違って、狂ってるように見えないし本人も自覚しないまま何かがおかしくなっていく、その辺は小説はとてもよく描かれていると思う。

    秋冬もそのうち読む。

  • 高校生の頃、なぜか国語の先生(京都美人)に貸してもらった本。キングをしるきっかけになった小説。

  • 短編と中長編からなる。短編は映画『ショーシャンクの空に』の原作になったらしい。そう考えて読むとそんな気もしたが、すっかり内容を忘れてしまっている。なんか、映画の方が感動したような読後感。表題の長編も途中から中だるみしつつ、ホラーだか社会派だかサスペンスだかなんだかわからない展開に。しかし、この後どう展開していくのか、全く予測の見えない小説ってのも珍しいかもしれない。なにか、全般的に不安感をあおりつつ旨い具合に着地する。こういったところが、スティーブンキングのすごさなのかもしれない。

  • この本には有名な映画「ショーシャンクの空に」の原作である『刑務所のリタ・ヘイワース』が入っています。私はそれが読みたくて買いました。映画ほぼそのまんまです。原作に忠実に映画化されたといえるでしょう。語り手も同じです。映画の感動を原作でもう一度。
    もう一つの『ゴールデンボーイ』の方は怖い話です。

    ネタバレはこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120330/1333095402

  • 刑務所のリタ・ヘイワースは★★★★
    ゴールデン・ボーイは今一つ踏み込み足りず★

  • 「ゴールデン・ボーイ」
    夢に見るほどにトラウマをうえつけてくれた作品。映画も同様。イアン・マッケランに圧倒されました。

    「刑務所のリタ・ヘイワース」
    映画の邦題は「ショーシャンクの空に」原題は「THE SHAWSHANK REDEMPTION」とまあ、この飛躍っぷりが凄いと思うのですが、それは置いといて。キングの恐怖の四季シリーズとして、春「刑務所のリタ・ヘイワース」夏「ゴールデン・ボーイ」秋「スタンド・バイ・ミー」冬「マンハッタンの奇譚クラブ」と4編あるうちの春夏編として「ゴールデン・ボーイ」と一緒に収録されています。頭に恐怖と付きますが、キングのホラー作品に比べれば恐怖どころか感動的だと思うんですが。いや「ゴールデン・ボーイ」は本気で怖いと思ったけど。

    映画を先に観ました。何10回も見ました。同原作者同監督作品「グリーン・マイル」公開前夜祭でこの作品が映画館で上映された時も喜び勇んで真夜中にも関わらず家族総出で駆けつけました。大好きな作品です。原作を読んで、真っ先に騙された!と思いました(笑)悪い意味ではなくて、私はまんまとダラボン監督の脚本に騙され、泣かされたのだな、と。原作も勿論良いのだけど、私の場合は先に映画を観たこともあって、映画の印象が強くて。いつも同じシーンで泣くんです。※以下ネタバレにつき反転注意→刑務所の図書室係を勤め、模範囚で、半世紀も刑務所で過ごし、雛の頃から可愛がっているカラスを飼っている、ブルックスという老囚人が、アパートに「ブルックス此処にありき」と刻んで首を括る所で。最大の泣かせ所ですよもー。この、刑務所の図書室係を勤め、模範囚で、半世紀も刑務所で過ごし、雛の頃から可愛がっているカラスを飼っているのは、原作では全て別人なのです。映画では全ての要素がブルックスとして集約されているけれど、原作では個別の人々なのです。ダラボンさんの脚色に、まんまと騙され泣かされっちまったよ!

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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