グリーン・マイル 4 ドラクロアの悲惨な死 (新潮文庫 キ-3-18)

  • 新潮社 (1997年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (158ページ) / ISBN・EAN: 9784102193181

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人間の深い感情や醜悪さを鮮烈に描いた作品で、特に衝撃的なドラクロアの処刑執行シーンが印象に残ります。映画版も多くの人に愛されていますが、原作の魅力はそれ以上に深く、登場人物たちの心の葛藤や想いが丁寧に...

感想・レビュー・書評

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  • もう止まらない 

  • あまりに衝撃的なドラクロアの処刑執行シーン。昔見た映画でも、このシーンは一番強烈な記憶があるな。。
    カーティス副所長がいい味を出してると思う。

  • 映画を先に観ました。

    映画も良かったですが、
    原作も素晴らしいです。

    小説は6冊の分冊で、
    刊行時には1ヶ月に一冊、計6ヶ月かけて
    発表された、とのこと。
    当時の人は、次の巻が出るまでの1ヶ月が待ち遠しかったことでしょう。

    私は6冊セットで購入しました(笑)

    小説には、映画にはなかった退所後のポールの話もたくさん記述されています。
    その他、映画では表現しきれなかったポールの想いも知ることができます。

    映画を楽しめた人は、小説も是非読んでみてください。

  • 4巻を再読。人の醜悪さが露骨にそして見事に表現されている。ここまでやる人の根底にあるものは身勝手さ、自己中心的なもの以外に何があるのだろう...。後天的な性格変容や対処スタイルなのだろうか...。

  • まず最初にツッコミたいのは、一冊一冊が薄いので、6冊にせず、1冊にまとめれば良いんじゃないかということです。
    買ったはずの5巻が見つからず、買い直して6巻全部読み終わった後に部屋の隅から出てきました。
    もう内容よりも、5巻の行方の方がミステリーでした。
    少しオカルト要素もありますが、元々持ち得ている人間の善と悪を、違う2人を使って上手く表現しています。
    ストーリーも面白いし、考えさせられる一冊です。

  • ドラクロアの死刑執行シーンは、生々しい描写も相俟って映画で観た以上に凄惨な印象を受けた。どんな人間でも死ぬのは1回きりであり、死なせると決まっている処刑を始めたらやめることなど絶対にできない……。ドラクロアがやったことは多くの人の命を奪った凄惨な犯罪であり、その罪を裁かれた結果の死刑執行なのだが、ポールも読者もグリーン・マイルの作中での姿しか見ていないので、ネズミを愛する不器用で純粋な人という印象を抱き、同情すらしてしまう。どちらの面もドラクロア自身なのだと思う。
    ミスター・ジングルズは、ドラクロアがグリーン・マイルを去ったあと、姿を消してしまう。ドラクロアよ人生最後の時間に、彼に人間らしい愛情を思い出させるために現れた天使だったんじゃないかと思う。
    ドラクロアが看守たちに対して、違う場所で出会っていれば……ということを言うが、ポールの視点を通して読者も同じことを思わずにはいられない。

  • 前巻の水面下で揺蕩っていた不穏さが一気に悲劇として結実する。ドラクロアの恐ろしい処刑の描写はひたすらにグロく、敢えて通電を悪くして電流で焼き殺すのは想像はついていたもののひたすらに残虐だった。白眉なのはそれを実行に移したパーシーにあり、根底に流れてるのは憎悪で狂気に駆られた部分はあるにせよ、やはり小心者の側面は変えられず、事態の悪化に対して呆然としていたのは非常に良かった。その後の「小突き回される」ことを避けるためにやけに高圧的に振る舞うというのはとてもリアルで、キングの小説に限らずこういうタイプの同僚社員はわりといるだろう。

    悲劇が一段落し、その後に贖罪という形で所長の奥さんをコーフィーに治療させるという一大計画が持ち上がる。言うなれば簡易的な脱走であり、奥さんの病状とそれを癒せるコーフィーのことを思うと話の流れは予想がついたものの、それでも一時的な脱走になるとまでは思わず、どう実行するのかが非常に気になる。それと同時に長らくあった疑問の一つである「コーフィーは本当に人を殺したのか?」という謎に対して言及する形で本書は幕を閉じ、次巻へと引き継がれていく。分冊形式というスタイルがとても効果的に使われているなと改めて実感してしまった。

  • 物語の流れがこうなってほしい(なるんだろな)的な流れになってきて、ベースが速くなってきた
    後2冊期待がたかまってます

  • グリーンマイルの第四巻を読破したので感想を書く。ついにドラクロアの死刑執行が描かれ、全体として特に目を見張るものがあった。数ページに亘って描かれた悲惨な死であったが、著者の巧みな描写の数々にはそのたびに度肝を抜かれ、何度刺し殺されたか分かったものではない。ドラクロアが死刑執行後に焼かれた七面鳥のようになってしまったというシーンは、映画でも描かれていない重要なシーンだったと思う。ポールの回想から事態の悲惨さと無力感がひしひしと伝わってきて、素晴らしい巻だったと思う。次はメリンダの治療が描かれるようだ。

  • (感想は第6巻にて)

  • キングの描く女性は本当に女神。
    モデルはキングの奥さんなんやろうか?だとしたら羨ましい限り。

    またもやパーシーめ!

    ささ、次巻へ。

  •  全6巻中の4巻目。
     これまで読んできた4冊の中で、一番重たい内容が書かれている。人間の業というか、嫉妬というか、そうしたものが死の淵まで付き纏うものということに改めて気づかされる内容となっている。人間はどのような立場になっても(状況に置かれても)、自分の欲望に基づいて行動する性質を持っているのかもしれない。

  • 権力を持った叔父の後ろ盾で職に就いている
    問題の看守「パーシー」が死刑の陣頭指揮を
    とるのを条件に転属届を出すと言うのを約束した

    その死刑が因縁のドラクロアの死刑となるが・・・

    このシーンは映画でもかなりの
    衝撃を与える死刑シーンとなっている

    これから本を読む人
    映画をまだ見てない人は
    注意して読むことをお勧めします

  • あっという間に読み終わりました。
    さぁこれからどうなるんだろう。
    また楽しみ!

  • 原書名:The green mile. v.4

  • 2017.08.22

  • とうとうパーシーがやらかした!!
    法で裁けない罪をやらかした!!
    しかし、この話は終わった話だ。過去を変えることはできない。
    ドラクロアの犯罪を新聞程度にしか書いていないため、この処罰が妥当なのかは分からない。ただ、とても酷い。

  • やっぱりそうなるよね。だけどどうやってそれを実現するか。
    次巻が楽しみ。

  • 死刑囚が収監されている特別棟で起こる事件。人間の裏の欲望。
    なんだか米国人が嫌いになりそう。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】933.7||K
    【資料ID】91020250

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著者プロフィール

翻訳家。1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。訳書に、スティーヴン・キング『アウトサイダー』、ジョン・グリシャム『冤罪法廷』、ジェイムズ・ヒルトン『チップス先生、さようなら』他多数。

「2022年 『はじめて読む!海外文学ブックガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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