グリーン・マイル〈6〉闇の彼方へ (新潮文庫)

制作 : Stephen King  白石 朗 
  • 新潮社
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本棚登録 : 803
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193204

感想・レビュー・書評

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  • いよいよこの巻で、死刑囚「ジョン・コーフィ」の運命が書かれています。

  • J.CとかM.Mとか気付けない…ムズカシイ。
    ダラボンはキング刑務所小説専門の映画監督!

  • ポールが果たしてどんな物語を書き終えるのかが見所です。ポールには作者の感情がとても入っているように思えてきます。一人一人への登場人物に対する意見、今の世界と昔の世界で変わるもの変わらないものといったものです。1932年の最後の話にふさわしい終わり方で、その後々がどうなるか読者も考えてしまうような形でした。

    コーフィはどうなるのか、物語を書き終えたポールがどうなるのか見所がいっぱいの最終巻です。

  • 読み切ったー!一巻が短いのであっという間に読む事が出来ました。そうかそうか「あんたは爆発なんてしないよ」ってそういう意味でもあったんだ。映画では泣きましたが、本では泣かなかったな。ただ、達成感はありました。

  • オカンに買ってもらった

  • 4102193200 221p 1997・11・15 4刷

  •  面白かったな。最後はちょっと意外。

  • (2000.08.13読了)(拝借)
    闇の彼方へ
    (「BOOK」データベースより)amazon
    ジョージア州の老人ホームで余生を送るポールが、生涯のなかでもっとも忘れがたい1932年の出来事を回想しながら書いているこの物語も、そろそろ終わり―ジョン・コーフィの処刑が目前に迫った時、ポールは恐るべき真実を知った。そして…。死刑囚舎房で繰り広げられた恐怖と救いと癒しの物語もいよいよ完結。分冊形式ならではの幾重にも張られた伏線と構成が導く感動の最終巻。

    ☆関連図書(既読)
    「グリーン・マイル(1)」スティーヴン・キング著・白石朗訳、新潮文庫、1997.02.01
    「グリーン・マイル(2)」スティーヴン・キング著・白石朗訳、新潮文庫、1997.03.01
    「グリーン・マイル(3)」スティーヴン・キング著・白石朗訳、新潮文庫、1997.03.30
    「グリーン・マイル(4)」スティーヴン・キング著、白石朗訳、新潮文庫、1997.05.01
    「グリーン・マイル(5)」スティーヴン・キング著・白石朗訳、新潮文庫、1997.06.01

  • 2013.3.2読了。小説を読んで久々に涙が出た。

  • 面白くて一気に読んでしまった。
    やりたいことがあるので読書は時間が空いた時にと思っていたのに。
    一冊一冊は短いながらも六冊にするとまあさすがにある程度の量にはなる、
    にも関わらず、短いと思わせる。
    素晴らしい。
    最後の訳者に言わせると、一気に読むのは邪道だそうだが
    (焦れながら一冊一冊読むべきらしい。
    それが当初のこの物語の意図の一つだから)、
    その邪道をしてしまいました。
    でもすっきりした。

    安易な勧善懲悪は好きではないんだけれど、
    『グリーン・マイル』においては
    悪者は悪者で成敗されたことが嬉しかった。
    まあ悪いことをした人は苦しい目にあって当然だ、
    的な考え方は良くはないけれど、
    そう思わせるほど感情移入ができた、ということです。
    『グリーン・マイル1』でも書いたけれど、
    やっぱりキングはうまい。
    引き込む力がある。

    テクニック的にも、
    盛り上げて次回! や、時々語り手の現在を描くなど素人目にもわかる焦らしがあったり、
    伏線が各所に散りばめられ、でもそれが嫌味じゃない、
    というところでさすが! という感じでした。
    変にテクニックを弄すると単に読者をイライラさせるだけなんだけど
    (そして結構そういうのは多い)
    その点キングは上手に使っている気がする。
    偉そうに言うのも何だけれど。
    例えば、現在の主人公が昔を回想する、という書き方は多いけれど、
    この物語はその現在にも語られる時代から引き続くものがあって、
    ただ単に「回想」という方法に終わらないところとかが上手。

    伏線や暗喩に関しては気付けなかったのも多くてそれが残念。
    バックグラウンドが違うので、
    テレビ番組なんかで時代考証がわからなかったのはしょうがないけど。
    例えば、ジョン・コーフィのイニシャルがJ.C.とかね。
    これは自分で気付きたかった。
    ま、キリストは人を罰しないと思うけども。そういうことじゃないかもしれないけれども。

    キングの他の作品を(所謂ホラー作品を)殆ど読んだことがないので
    はっきりとは言えないんだけど、
    キングは人間が一番恐ろしいものだと考えているんじゃないだろうか。
    そこに見えるのは悲観的な視点ではなく、
    現実を受け入れる大人の視点ではあるけれど。
    人は愚かで(黒人を可愛い飼い犬と同様に語るのを当然と考えるほど愚かで)、
    残酷で(人を傷つけるのに理由を必要としない人間が時にいるという事実)、
    世界は不公平である(この死刑は誤りであるを知っているにも関わらずなす術がない)、
    っていうね。
    でもみんな生きるしかない。
    コーフィの処刑の時に各登場人物の死が語られているんだけど、
    それはコーフィの死の場面をクライマックスとする目的だけでなく、
    キングの世の中への見方の悲観的な部分が表れている気がする。
    みんな結局死ぬのよ、っていう。
    ここで「悲観的な部分」と書いたのは、
    その後に続く余談が悲観で終っていないから。
    最後に愛や慈愛が語られることで(ちょっとした事件はあるけれど)、
    この物語には救いがあり
    (もっとも死もコーフィには救いであったわけだけれど、
    それでもやはり死への恐怖がなかったわけではないので)、
    いい話として成立している。

    ま、でも一番思うのは、
    面白かった、
    ということです。
    映画も観たいな。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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