ダーク・タワー〈2〉運命の三人〈下〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193419

感想・レビュー・書評

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  • 読後感は良かった。なるほど、と唸らされた。けど、途中がけっこう読みづらかった。これを言うと、ネタバレになってしまうから言わないけど、かなり重い展開だった。あるキャラクターがえげつなくて、読み進めるのがしんどかった。読むのやめようか?とも本気で思ったが、最後まで読んで良かった。第3部が楽しみである(笑)

  • 2019.10.22 読了。

    いやー、面白い。
    面白くなってきた。
    キングが書いた異世界転生モノ。

    仲間の増え方もただすんなり入るのではなくて、キャラクターのストーリーがしっかりあって良かった。

    RPGのゲームを読んでるみたい。
    ファンタジー冒険小説だね。

  • 不思議なドアは、現実世界のニューヨークへと通じていた! 麻薬中毒で運び屋のエディ。両脚を事故で失った美しき二重人格者オデッタ/デッタ。無差別殺人愛好者の公認会計士、モート。それぞれに異なった年代に生きる彼らを〈暗黒の塔〉の異世界へと引き込もうとするローランドは、果たしてこの〈運命の三人〉の中から旅の仲間を得ることが出来るのか? 物語が、本格的に始動する!

  • 1巻目の1部はあまり面白くないなーと思いながら読んだけど、この2部の上下巻はなかなか面白くなってきた。

    影の女のデッタとオデッタは設定は面白いけど、とにかく単調なのと、デッタの口の悪さに辟易。そういう女なんだから仕方ないけど、罵りが下品すぎて酷すぎる。

    他のところは謎が多いままで、今の所何でそうするのかわからないままだけど、面白かった。

    ローランドがよく生きてられるよなぁと思う。普通こんな状態では死んでるよねぇ。

    所々、ギャグっぽい。ローランドがわからないことがあるせいで仕方ないけど、ギャグみたいなのにローランドは真剣だからギャップが面白い。

  •  ダークタワーⅡ上下巻を読み終わり、Ⅲに手を出すべきか正直、迷っている。上巻の挿入部分は確かに心躍らせたのだが・・・下巻を読むに至り永遠にこれが続くと思うと多少げんなりする。ローランドの目指すダークタワーの全貌を知ることは出来ない。彼ら3人はいったい何と戦っているのだろう。なぜ彼らなのか、全ては闇の中である。

  • それにしても何らかの形で不具になった者が登場するのは、作者が交通事故にあったトラウマを克服せんとしている為なんでしょうかね。性悪なデッタと貴婦人のオデッタ。この困った女性がどうなるかと思ったら、あ、そういうことなのね。

  • 第一部は序章といった感じだったが、第二部より物語が動きしてきていよいよ面白くなってきた。
    二人目の旅の仲間<影の女>のキャラクター設定はかなりぶっ飛んでるし、三人目<押し屋>の謎は読んでいてゾクゾクした。個人的にはローランドがニューヨークで銃と薬を手に入れるために大立ち回りを演じるくだりがとても面白かった。今後この三人がどのような冒険をするのか楽しみ。

  • いやぁ、もーーーデッタの暴れ方すごかったなぁ。キングのネーミングセンスいいと思ったのが、ジャック・モート。本当にサイコパスっぽくない?ローランド、ようやっと健康を回復しそうでよかった。1巻は独特の世界観がとても興味深かったし、この巻では現代とリンクして面白かった。

  • だんだん面白くなってきた。運命の三人のセレクトが独特で、やはり神話っぽさを感じる。

  • 第 1 部では西部劇風の変転した世界の、
    掴み所のないお話であったが、
    この第2 部ではなんと、
    不思議な扉をくぐった先の現実世界のニューヨークが大きく絡む。
    旅を共にするのであろう運命の 3 人との出会いが強烈に描かれている。
    話自体はまだまだ序盤であるのだが、面白い、一気に引き込まれる。
    彼らの旅が今後どうなるのか、未だに全然分からない。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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