- Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102193457
感想・レビュー・書評
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ローランドにはかつて、心の底から愛した少女がいた――。〈ガンスリンガー〉への試練を突破し、故国を離れた14歳の晩夏、ローランドは二人の親友、陽気なカスバートと沈着なアランとともに〈男爵領〉内の町ハンブリーにいた。父の密命のもと、偽名で任務を遂行するローランドの前に現れたその少女は、思いもよらぬ運命へと彼を導いていく……。甘美なる恋と、おぞましき陰謀の行方!
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ローランドの過去が語られる。
ローランドとスーザンの激しい恋の模様が痛々しくいらい切なく、この恋がどの様な結末を迎えるのかハラハラドキドキです。
さらに、敵対する男たちとの騙し合いも読んでいてとても面白い。ローランドの過去が語られるチャプターもいよいよ残り一冊。楽しみです。 -
実際の時の流れに沿って、画像で見ている感じがした。ローランドとスーザンがカの流れに寄ってお互い恋焦がれる存在になった。その傍から見ていて恥ずかしくなるほど、狂おしい恋愛感情。あぁ、このまま恋愛小説としてこの愛を成就させてあげたいなぁ、と思うけど、そうや問屋がおろさないんだろうなぁ。だってこれは恋愛小説じゃないんだもーん。ひょんなところにウォルターの名前が出て、一体何者なんだろう、人間ではないんだろうな、と感じた。さて、手間取った中巻終了。下巻に続く。
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妖魔や希薄、魔術などの神秘的なものの描写が非常にうまく魅力的。
他の様々な作品とのわずかな関連を見つけるのも面白い。 -
いやぁ、面白かった。
むさぼる様にのめり込み、読み進んだ。
上巻はモノレール「ブレイン」とのなぞなぞ対決。
メインは中・下巻の今まで語られなかった、
悲しいローランドの過去。
丁寧な描写がかなりのボリュームで続く。
本作ではシリーズの一つのクライマックスを迎える。
塔を目指す今後の旅がどうなるのか、早く知りたい。
乃南アサによるあとがきは意味不明である。 -
10/7/26 しばらく止まっていたが、再開しようと思い、購入。
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下を先に読んでもしっくりきてしまったので、もうちょっと短くできたんじゃないかと思う。
そしていくらガンスリンガーでもあそこまで頭良くてかっこいい15歳男子がいるか・・・?
みんな何もかもを「カ」で片付けるのね。 -
未読
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(読了'08/04)