ダーク・タワー〈4〉魔道師と水晶球〈中〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.77
  • (23)
  • (29)
  • (35)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 280
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193457

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ローランドにはかつて、心の底から愛した少女がいた――。〈ガンスリンガー〉への試練を突破し、故国を離れた14歳の晩夏、ローランドは二人の親友、陽気なカスバートと沈着なアランとともに〈男爵領〉内の町ハンブリーにいた。父の密命のもと、偽名で任務を遂行するローランドの前に現れたその少女は、思いもよらぬ運命へと彼を導いていく……。甘美なる恋と、おぞましき陰謀の行方!

  • ローランドの過去が語られる。
    ローランドとスーザンの激しい恋の模様が痛々しくいらい切なく、この恋がどの様な結末を迎えるのかハラハラドキドキです。
    さらに、敵対する男たちとの騙し合いも読んでいてとても面白い。ローランドの過去が語られるチャプターもいよいよ残り一冊。楽しみです。

  • 実際の時の流れに沿って、画像で見ている感じがした。ローランドとスーザンがカの流れに寄ってお互い恋焦がれる存在になった。その傍から見ていて恥ずかしくなるほど、狂おしい恋愛感情。あぁ、このまま恋愛小説としてこの愛を成就させてあげたいなぁ、と思うけど、そうや問屋がおろさないんだろうなぁ。だってこれは恋愛小説じゃないんだもーん。ひょんなところにウォルターの名前が出て、一体何者なんだろう、人間ではないんだろうな、と感じた。さて、手間取った中巻終了。下巻に続く。

  • 妖魔や希薄、魔術などの神秘的なものの描写が非常にうまく魅力的。
    他の様々な作品とのわずかな関連を見つけるのも面白い。

  • いやぁ、面白かった。
    むさぼる様にのめり込み、読み進んだ。
    上巻はモノレール「ブレイン」とのなぞなぞ対決。
    メインは中・下巻の今まで語られなかった、
    悲しいローランドの過去。
    丁寧な描写がかなりのボリュームで続く。
    本作ではシリーズの一つのクライマックスを迎える。
    塔を目指す今後の旅がどうなるのか、早く知りたい。
    乃南アサによるあとがきは意味不明である。

  • スーザンとローランドの出会いから、逢い引きへ。いつそれが、ばれるかと少しハラハラする。まわりもやきもき。話は少し停滞する。

  • 10/7/26 しばらく止まっていたが、再開しようと思い、購入。

  • 下を先に読んでもしっくりきてしまったので、もうちょっと短くできたんじゃないかと思う。
    そしていくらガンスリンガーでもあそこまで頭良くてかっこいい15歳男子がいるか・・・?
    みんな何もかもを「カ」で片付けるのね。

  • 未読

  • (読了'08/04)

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・キングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×