銀河ヒッチハイク・ガイド (新潮文庫 ア 7-1)

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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102196014

感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、ドタバタなコメディなのだけど、ふとした瞬間にほんの少し悲しくなってしまうような……不思議。

    地球か生まれたきっかけ(?)にびっくり笑ってしまった!本当にそうだったらいいのにとか思ってしまった。

  • 2014/1/1読了。
    SFの古典的名作として名高いが、笑える小説として質が高い。ボートの三人男、ジーヴズ、モンティパイソンなんかを思い起こさせるブリティッシュの面白さ。洗練されていて、皮肉が効いていて、小難しく糞真面目に見えて実はまったくもってふざけていて、徹底的に馬鹿馬鹿しい。個人的には地球が破壊される前のプロッサー氏の造形で既に笑った。

  • 同年代のドイツ人およびフランス人に勧められて。
    1979年にイギリスで出版された本なのに、
    地域・年代ともにここまで広く読まれているからには
    それなりの理由があるに違いない、と。

    しばらく前にGoogle検索で話題になった
    「生命、宇宙、そして万物についての答え」が描かれた本でもある。

    読み終わって、第一に、翻訳が全然古びていないことに驚いた。
    2005年に別の出版社・別の翻訳者による新訳本が出ているようで
    そちらも高評価だけれど、この版も1982年(昭和58年!)の
    発行とは思えないほど、違和感の少ない文章。
    特に、221~222ページから引用した若い哲学者のセリフには
    思わずニヤリとしてしまった。

    他にも、噴いてしまうというよりは
    ニヤニヤしてしまうような「文章回し」がたくさん。
    これがイギリス・ユーモアか。マーヴィンの自虐っぷりが大好き。(笑)
    どこかで彼のようなキャラクターを知っている気がするが、まだ思い出せない。

    映像にしたら《スターウォーズ》風で面白そうだと思ったのだけど、
    映画の評判はあまり良くないようだ。

    シリーズ全4作のうち、この訳者から出ているのは2作目まで。
    次は新訳のほうで読もうかな。

  •  読了。

    大好きなマンガ『君と僕の大切な話』で東くんが読んでいたので存在は知っていたけど、初めて手にとる。

    最初は読み進めにくいなと感じたけど、ヒッチハイクした所からサクサクと。

    出てくる奴全員クセがすごい。

    不条理だしブラックな所も。

    続編あるようなのでそれも読みたい。
    (200605)

  • 人生何度目かの銀河ヒッチハイクガイド。いつになっても色あせない。ムクムクの虫はムクムクの虫らしく。

  • 理不尽にも、なぜか一人生き残って、銀河を放浪する話。何とも気の抜けるような話の連続が、いい。

  • 地球外生命体といった言葉が地球中心の視点だなと思い直すぐらい、人間の存在が宇宙の一部でしかないって感じられる。

  • ギャグのスケールがデカいというかぶっ飛びすぎているというか、こちらの理解が追いつかないところがあった。シリーズ物の1作目らしいので続きを読み進めてみたらノリがわかってきて面白くなるかもしれない。

  • いそこちゃんに勧めてもらい読んだ。
    SFは苦手だけど、これはギャグ小説って感じ。ところどころ吹いた。

  • う~ん、やっと読み終わった~。
    中島さなえさんのおすすめ(注:24年度のNHKラジオ「すっぴん」)で図書館で探して読んでみたのだけど、『スターウォーズ』とかあんまりハマれなかった人間としては、いろんな形状の宇宙人やらがなかなか思い浮かばなくて少々苦労しました。
    あんまり深く考えずに読み飛ばしてもよかったのかな??
    でも最後まで読みとおせたから、それなりに面白かったとは言えます。
    いろいろ元ネタもあるらしいので、いろいろ知ってて読んだらまた違うんでしょうね。

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著者プロフィール

1952-2001年。英ケンブリッジ生まれ。1978年BBCラジオドラマ「銀河ヒッチハイク・ガイド」脚本を執筆。翌年、同脚本を小説化し大ベストセラーに。モンティ・パイソンの脚本に携わっていたことも。

「2022年 『これが見納め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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