ジャングル・ブック (新潮文庫)

  • 新潮社
4.09
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本棚登録 : 54
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102200612

作品紹介・あらすじ

森の洞穴に現れた人間の赤ちゃんは、母オオカミ・ラクシャに預けられて、オオカミの群れの中で育てられた。その少年モウグリを主人公に、ヒグマのバルーと黒ヒョウのバギーラ、モウグリを誘拐したサル族、知恵もので岩ニシキヘビのカー、人間を恨みモウグリの命を奪おうとするトラのシア・カーンなど、「ジャングルの掟」とともに厳しく生きる者たちを描く永遠の名作、新訳で復活!

感想・レビュー・書評

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  • 過去の訳書同様、狼に育てられた少年モウグリが登場する短編のみで構成。巧みな情景描写、魅力的なキャラもそのままに、自然との共生、異文化理解...生き方そのものを考えさせられる。原著の挿絵を収録している点で過去の訳書に比べて〇。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      kamitakoさん
      BOOKMARKの8号で
      https://kanehara.jp/bookmark/backnumber/inde...
      kamitakoさん
      BOOKMARKの8号で
      https://kanehara.jp/bookmark/backnumber/index_bn.htm

      三辺律子訳
      https://www.iwanami.co.jp/book/b269700.html

      井上里、金原瑞人共訳
      https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167905606

      が載っていて
      読みたいなぁと思っていたら
      (2017年の話、未だに読めていない)
      田口俊樹訳!
      2020/09/13
    • kamitakoさん
      猫丸さん
      コメントありがとうございます。
      過去読んだ他の訳は、ほとんど覚えていないので、初めて読むつもりで取り掛かります。
      猫丸さん
      コメントありがとうございます。
      過去読んだ他の訳は、ほとんど覚えていないので、初めて読むつもりで取り掛かります。
      2020/09/15
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      kamitakoさん
      Good!
      読む読む詐欺の猫でした、、、
      kamitakoさん
      Good!
      読む読む詐欺の猫でした、、、
      2020/09/15
  • オオカミに拾われ、ジャングルの一員となった少年モウグリの冒険と成長。
    まずキャラクターたちがみんな魅力的(モウグリがとにかく強い!)。そして迸るような詩情とメッセージが、じんわり胸を熱くする。五感で味わうような、豊かな物語世界は素晴らしいの一言に尽きます。
    ジャングルの掟に親しんだあとで、読者の目に文明はどう映るだろうか......。ラストに痺れました。

  • 狼の家族に育てられ、狼の群れと共に生きたヒトの子、モウグリ少年の物語。15編からなる「ジャングル・ブック」からモウグリに関するもの8編を集成した作品集。
    インドの北部あたりを舞台にしているようで「 シオニー山脈 」という架空の山地とジャングルが舞台。森の賢人らしきヒグマのバルー、黒ヒョウのバギーラ、ニシキヘビのカーらがモウグリの仲間。ジャングルの仲間との友情や絆に支えられ、猿の群れやアカ犬の大集団との戦いに挑む。
    モウグリ少年は森の動物達と語り合い気持ちが通じ合う。そのためもあり、神話や叙事詩文学を読んでいるような感じがた。

  • 小学生で読んで以来手にした。もちろんその頃は児童向けの本だったが。ただ挿絵は同じだったようで懐かしい。物語の内容は忘れていたが、登場人物(?)の名はモーグリをはじめバギーラやカーは懐かしい。自我に芽生え、人間の血が騒いでも愛情はすべての動物に共有するものと感じさせてくれる。2018.3.23

  • 本書のテーマはかなり広範に及ぶ。時間の経過から浮かび上がる世代。動物社会の内外で起こる衝突から見える社会性や歴史。小さな社会と大きな社会の軋轢。そして差別や出自。
     そうした諸所の問題を乗り越えて他者とつながることは可能なのか、如何に自分が過ごしてきた時間と向き合うべきかをこの本は教えてくれる。
     文章も平易だし、誰にでも薦めることが出来る。でも子供のときに読めたなら、恐らくはもっと大切な本になっただろう。
     数々の童話から手塚治虫の諸作、ズートピアまでを結ぶことが出来る作品。1894年作。

  • ターザン、ライオンキング、ジャングル大帝、もののけ姫、どうぶつの国とかの源流はここ。野生と文明という永遠のテーマ。
    なにかのジャンルを作ったものの常として、こちらも最初にして最高傑作。

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