- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102205112
感想・レビュー・書評
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26年前にヴェトナムで戦死した筈の米国陸軍兵士の認識票が、突然その両親の許へ届けられた。それも、クリーシィの名を記した紙片に包まれて。
両親の切願で、かつての若き戦友の生死を確認すべく、クリーシィは現地へ飛んだ。彼をおびき寄せるための計略の気配を感じとりつつも。
事実、邪悪で賢く、美貌の復讐者が周到かつ壮絶な罠を仕掛け、彼を待ち受けていた…
これまではクリーシィが復讐する立場にありましたが、本作は、クリーシィが復讐の標的となる点が一番大きな違いだと思います。
そして…クリーシィ・シリーズ最後の作品です。
クリーシィに復讐するために念入りに時間をかけ準備を整えてきたコニー・コラムと
、クリーシィに激しい復讐の念を覚えているヴァン・ルク・ワン。
ヴェトナムから26年もの月日を経て、クリーシィを罠にはめ復讐を果たそうとしますが、そこはさすがにクリーシィ・チーム。
いつものメンバー(マイケルはいないけど)+新たに加わったメンバーで罠を逆手にとり、「さすが!」としか言いようのない手際で今回も危機を乗り切りました。
A.J.クイネル氏はこの続きも書きたかったに違いないと感じます。
稼業から引退し、ゴッツォで平穏な日々を送り、ときおりジュリエットがアメリカから帰国して、父娘でマイケルの魂を弔いながら、友人たちとの交流だけはもちろん続けつつ、静かな日々を送るクリーシィの姿を読んで感じてみたかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ作品のようだが、以前の作品を知らなくても気にならない。ちょっと「主人公補正が強すぎる」と思えるところもあったが、おおむね隙のないつくりで、楽しめる。「オランダ人」はいいキャラクターだった。
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クリーシィだ
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【参考ウェブサイト】
A. J. Quinnell - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/A._J._Quinnell
作家 A・J・クィネル A. J. Quinnell
http://www.ne.jp/asahi/kitora/shu/books/j-ajq.htm
A.J.Quinnell @ Tony Mortlock's Home Page
http://web.singnet.com.sg/~tonym/quinnell.html
MY VISIT TO GOZO AND A. J. QUINNELL
http://web.singnet.com.sg/~tonym/gozo.html
A. J. Quinnell - Biography
http://web.singnet.com.sg/~tonym/quinnell-biography.html
A.J.クィネルの若かりし頃の映像↓↓
Philip Nicholson (A. J. Quinnell).wmv
http://www.youtube.com/watch_popup?v=nxsrnmMTD5s#t=82s&vq=small
そして、写真など
Ghajnsielem.com - Philip Nicholson (A. J. Quinnell)http://www.ghajnsielem.com/biographies/index.html
http://www.ghajnsielem.com/biographies/philipnicholson.html
http://www.ghajnsielem.com/ghajnsielemfc/
http://www.ghajnsielem.com/ghajnsielemfc/images/197493/65.jpg -
相変わらずハラハラドキドキだった。
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クリーシィシリーズ最終巻。
クリーシィを狙う毒蛇のような女。
巧妙に仕組まれた罠に飛び込んでゆくクリーシィの運命は。