極大射程〈下巻〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
4.10
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本棚登録 : 547
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102286067

感想・レビュー・書評

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  • これはなかなか。
    渋いおっさんがいちいち窮地に追い込まれて、そこから復活するわけなんだけども、その追い込まれっぷりがけっこう絶望的で、単にそうなだけでなくて、話の持ってき方がうまいのかなんなのか、ワクワクドキドキする感がすごい。
    まぁこのおっさん、これだけ用意周到にいろいろ準備したり、常に緊張感を保って絶対に騙されんぜ、みたいに生きてると思いきやまぁあっさり騙されたりするという、うっかりさんっぷりに後からほんわかしたり、人間嫌い設定のはずなのに、離婚もしちゃったのに、何故かほぼ初対面の相手とフォーリンラブだったりと、ややご都合主義かもしれんけど、もちろん単なる揚げ足取りだけどね。
    久しぶりに本でドキドキしたわいな。

  • 5月22日読了。下巻は上巻の数倍面白い。なるほどこれが「このミス」総合第4位の実力か!!上巻で罠にはめられ反撃に転じるボブと、彼と行動を共にするFBI捜査官ニック。三度訪れる絶体絶命のピンチを、鮮やかに切り抜けるボブのスキル・沈着冷静ぶりがシビレる。リーダーに必要なのは「先を予測し、問題の兆候を予測する力」である、ということだな・・・。ラストの法廷シーンの意外性が、この作品を凡百のガンアクション小説・映画をはるかに引き離している部分なのだろう。いや終盤の展開には本当にハラハラさせられた。未熟だが誠実なニックが、ボブの足手まといから頼もしく成長していく姿も味わい深い。邦題に魅力がなく、読む気を起こさせないのが残念。こんなに面白いのに。

  • 面白いよ!オススメ!

  • いわゆる昔流行ったハードボイルドもの。
    冷めた目で見ると中学生の男の子が考えたような幼稚な内容なのですが、男というのはいつまで経っても男の子なので面白く読めました。
    文章は読みやすく上手でした。
    ただ、知識が無いので出てくる銃のイメージが沸かなくて苦労しました。

  • やられたらやり返す

  • 評価は少し甘め。上下巻一気読みでした。ランボーとジャッカルの日の暗殺者を思わせる主人公の一大活劇。出てくる女性も皆んな好みで面白かった。

    最後の法廷場面が、日本人には理解しにくいが、ハッピーエンドでよかった。

  • 言わずと知れた名作
    映画もまあまあだったが
    原作>>>>>映画
    4.8点

  • 下巻では、
    「おれのいうことを聞けないなら、ここを出ていけ。」
    「おれのやり方でやるかやらないか、ふたつにひとつだ。」
    と、主人公ボブ・リー・スワガーのハードボイルドっぷりが炸裂し、ますます主人公にほれ込んでしまう。

    さらに、FBIニューオーリンズ支局員、ニック・メンフィスも過去の恥辱を払拭し大活躍する機会を与えられ、
    ボブの友人で老弁護士のサム・ヴィンセントも最後の裁判劇で味のある役割を果たすのも読みどころ!

    ハラハラドキドキのアクションシーンあり!
    痛快な裁判劇あり!
    でストーリーも楽しめるし、
    脇役も個性際立ち、存分に楽しめる。

    今回、10年近くぶりに再読しがた、また10年後に再読の価値あり!と感じた。

  • 【全ては仕組まれた罠だった! 大統領暗殺犯に仕立て上げられたボブは、瀕死の重傷を負いながらも逃走する。一方、FBI捜査官のニックは独自の捜査から、事件に関する極秘ファイルを手に入れる。しかし、秘密を知りすぎた彼は、謎の組織に拉致されてしまう……。】

     前作でやられっぱなしだったボブが、いよいよ逆襲開始! 上巻よりアクションシーン多めで、ページがどんどん進みます。山頂からの狙撃は燃えたなぁ……。
     ボブの復讐の目的が、組織の不正を暴くことではなく、愛犬の仇討のためだけで、それがブレないところがクールでしたね。最近みた映画の『ジョン・ウィック』を思い出しました。「どうでもいい。とにかく静かに暮らしたい」 相手を負かすためではなく、ただ自分の誇りのためだけに戦う姿は、一貫して男気があふれていました。
     クライマックスは法廷へ移ります。潔白を示すことに興味を持たなかった男の潔白を示すために、唯一の友である老弁護士が放つ策とは? 思わず「おおぉ」と唸り声。まさに一発逆転の瞬間を、ぜひお楽しみください。

  • 面白かった( ´ ▽ ` )ノ。
    プリズン・ブレイクっぽい陰謀小説、というか、あっちがこういうの参考にしたんだろうね( ´ ▽ ` )ノ。

    悪は絶対的に悪、善もまた絶対的に善のシンプルワールド( ´ ▽ ` )ノ。
    悪玉は見た目も嫌らしく、善玉はすべて美形のみ( ´ ▽ ` )ノ。分かりやすいね( ´ ▽ ` )ノ。
    お話もすごくわかりやすくて、常に20ページ先まで読めてしまう( ´ ▽ ` )ノ。仕掛けがあるときには必ず視点が変わるから、いつでも心の準備ができちゃった( ´ ▽ ` )ノ。ハンターさんって本当に親切な人だね( ´ ▽ ` )ノ。

    絵に描いたようなクールで端正なアメリカン・ヒーロー・ボブ、30年くらい前のクリント・イーストウッドが演ったら適役だったろうね( ´ ▽ ` )ノ。

    訳文はイマイチだったけど、これだけ専門用語がズラ並びする代物、よくやった方だと言えるかもしれない( ´ ▽ ` )ノ。
    シリーズ化されてるんだ( ´ ▽ ` )ノ。
    ブッコフで見つけたら、読んでみよう( ´ ▽ ` )ノ。

    2016/01/05

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著者プロフィール

Stephen Hunterスティーヴン・ハンター1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社。書評担当などを経て映画批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2016年 『我が名は切り裂きジャック(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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