• Amazon.co.jp ・本 (581ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102286074

作品紹介・あらすじ

ユダヤ人シュムエルが移送された先は、ドイツ南西部にある収容所だった。ある夜のこと、作業中の囚人たちが漆黒の闇のなかで次々と倒れていった。ただ一人逃げ延びた彼は、仲間が絶対不可能なはずの狙撃の標的にされたことを知る。一方、米国陸軍大尉リーツは、銃器の発注書からドイツ軍が要人暗殺を極秘裏に計画中だと気づくが…。『極大射程』の原点となった名編、ついに登場。

感想・レビュー・書評

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  • ハンターデビュー作。古本屋で購入。

    第二次大戦末期の武装親衛隊中佐が主人公。

    収容所から逃げたユダヤ人と米軍情報部の思惑が交錯する。

    中佐が新型狙撃銃でいったい何を、誰を狙撃するのかが最後までわからない。
    ドイツ南部の地理がわかっていればもっと面白い。

    作中、ユダヤ人に対する表現、シオニズム表現が長く飽きる。

    デビュー作ならではの荒削り感

  • 日本でも人気の高いスティーヴン・ハンターのデビュー作。1945年、敗戦の色濃いドイツを主な舞台に、特命を帯びた親衛隊の狙撃手と、その目的阻止に動く米英の軍人との闘いをメインに描く。ハンターの銃器に対する偏愛は既に横溢しており、開発中であった「赤外線暗視装置」という代物が重要な役割を与えられている。狙撃のシーンは流石の描写ながら、登場人物にさっぱり魅力が無く、プロットも緊密さに欠ける。ドイツ人の狙撃手が誰を標的にするのか、その理由も含めてラスト近くまで引っ張るのだが、明かされた内容は拍子抜けで、とてもマスター・スナイパーとは思えない間抜けな〝オチ〟も、気が利いているとはいえない。

  • スティーヴンハンターの処女作・・・。
    大ヒットセラー「極大射程」への一里塚として読むと、
    そうなのかと納得できるのだが・・・。
    これだけ読んでも、はっきり言って、深みがない。

    おそらく、背景のテーマが重過ぎ書く力が足りないのだと思う・・・。

  • 伏線や余計なところが多過ぎ、
    最後は面白かった。
    極大射程の方が面白い。

  • 著者の本は初めて読むが、一級のサスペンス小説だと思った。
    他の作品も読んでみたいと思わせる筆致力。
    綿密な下調べにある説得力のある情景描写。
    忘れた頃に生きてくる伏線。
    実に素晴らしい。

  • 戦時中の某計画を遂行する側と全貌を明かして阻止する側の双方から書かれた話。
    遂行側のレップは冷静さが際立つように書かれていたのですが阻止する側はメイン三人の個性がいま一つぱっとしなくてもの足りなかった。

    まだこの本を含めて三作品しかS・ハンターの作品には触れていませんがどの話でも女性が登場すると一気に面白さと言うか臨場感ががくりと落ちるように感じてしまいます。
    今回もレップに対しマルガレータ、リーツに対しスーザンが登場するあたりは自分の中ではあっても無くても良いように思ってしまう…。
    ハンター作品に極限の生き方、ワイルドさを求めてしまうのでそう感じてしまうのでしょうか…。

  • ハンターの第1作。
    ハンターらしく,緊張感の盛り上げ方と伏線の効き具合は抜群。
    惜しむらくは悪役にもう一つ感情移入が出来ないのと,正義の味方の方も魅力がちと不足していること。
    それにしても「The master sniper」がなんで「魔弾」になるんだ?誰もが「魔弾の射手」を思い浮かべるし,それなら魔法のかかった弾なんだろうと思ってしまうのに。

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著者プロフィール

Stephen Hunterスティーヴン・ハンター1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社。書評担当などを経て映画批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2016年 『我が名は切り裂きジャック(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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