- Amazon.co.jp ・本 (537ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102329016
感想・レビュー・書評
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当時付き合ってた人に薦められて読んだ。
ふーん、って感じだった。見た目がゴツイ人だったので、ギャップにちょっと引いた。 -
27歳のエリート広告マンと41歳のハンバーガー店売り子ーー容姿・年齢・学歴・地位、すべて不釣合な2人が恋に落ちてしまったら…。男は2人の仲を公けにできない自分に嫌悪し、女は将来を絶望する。男はこれまでの建前生活に嫌気がさし、本音で生きる女にますます魅かれる。人が人を愛した時、どこまで相手に正直に誠実になれるかーー永遠の主題を新しい感覚で捉えた話題作。
原題:White palace
(1987年) -
初読
20代の頃からずっと読もうかなと思いながら
なんとなく手に取る機会がなく。
そういう本は当時読んでおけば!と思う事が多いけど
これは今で良かったような気もする
確かめようはないのだけど
27歳広告マンのマックスと41歳ハンバーガー屋店員のノーラ。
わかりやすく格差大なカップル。
何故マックスがノーラ惹かれたのか、
セックスは大変合ったみたいだけど、結局よくわからない。
けど、誰もいつだって結局よくわからないというか、
親兄弟と違って、恋人や友人、配偶者とは
自分が「選んで」いるつもりでいるけど、
「選べない」事だってある、どうしたってそうなってしまう、
そういう相手だっているのだ、
という話なんじゃないか。
そういう相手に対して、彼マックスがどうしたのか。
それがこのラブストーリーの全てだ。
前妻ジェイニーの母、サラが語る娘との関係
たいした人間じゃない、好きになれない相手。
それでも確かに愛してるという事。
うん、わかる…。
ノーラがハックルベリーフィンを読み耽る、
異なる人間同士が触れ合う事によって起こる変化に涙が出ちゃう。
でも、これはシンデレラストーリーじゃないので、
ノーラが別人のように大変身するわけではない。
お互いに化学反応が起こりながらも、
どうしようもなくお互いのままで、でも、やっていく、
やっていけるんじゃないか、というハッピーエンド。
お風呂で読んじゃってベコベコになってしまったので
その内綺麗な古本(絶版…)を買い直したい -
100殺!ビブリオバトル No.84 夜の部 第11ゲーム「ダブルバウト」 [チャンプ本!]
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広告代理店に勤めるマックスは27歳、2年前に妻を失った痛手から立ち直れずにいた。ある日苦情を言いに訪れたハンバーガー店で売り子をしていたノーラと、夜のバーで再び出会い、そのまま関係を結んでしまう。41歳で教養も低く、自分とはまったく違うノーラに、マックスは惹かれてゆくが、自分の日常世界に彼女を迎え入れることができない。二人の間で深まってゆく溝を、乗り越えることができるのか。
20代に初めて読んで、久しぶりに再読した。誠実に恋することの難しさ。恋愛は生活の全てを変えてしまうこと。今でも胸に迫ってくる。原題は「White Palace」で、ハンバーガーチェーン店の名前。邦題はとても良いと思う。 -
27歳のエリート男性と41歳のハンバーガー売り子の恋。
生活も経歴も全てが不釣合に思われる二人。
神経戦だったり肉弾戦だったり、互いを認める関係をつくりあげるまでの過程。 -
再読
この本は何回読んでも なんだろう
また 何年かすると読みたくなる
ボロボロになっちゃってるけど大事にとってある一冊 -
案外普通の話。