ブライト・ライツ、ビッグ・シティ (新潮文庫)

制作 : Jay McInerney  高橋 源一郎 
  • 新潮社
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本棚登録 : 115
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102348017

感想・レビュー・書評

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  • 2009年2月3日~4日。
     サリンジャーと比較されるってのも判る気がするが、ちょっと酷じゃない? って印象もある。
     それでも面白かった。
     こういうの、何小説って言うんだろうね。
     厭世感にどっぷりと浸っている訳でもないし、救いがある訳でもない。
     そして明らかに僕の中にもこの男との共通点がある。
     二人称で語られているから、余計にそう感じるのかも知れない。
    「そんなことあるかい。俺はこんな男とはどこにも共通点がないぜ」なんていう人とは、たぶん友達になれないだろうな。

  • 高橋源一郎訳。20年以上積ん読していたが、年始に手に取った。思いがけず、心に沁みた。妻の失踪、別離。夜毎の漂流。退職(解雇)…。優しく、哀しく、せつない。

  • 再読。良い。
    悩みなんてみんなだいたい一緒。自分だけが特別なんてわけじゃないんだよと。

  •  アメリカの田舎から出てきた男が、NYで有名雑誌で校正の仕事をしている。 華やかな世界の中にいて、セレブらと付き合ったり、奥さんはモデルになったり、コカインをやりまくったりしながら、人生の壁にぶちあたってどんどんおちていく。。。っつう感じの話。 まぁおもしろかった。
    コカインやりまくりだし、なんだかもうまさにアメリカの青春ちゅうか、オシャレっぽいノリが漂いまくってて、あまり人間くささは感じられない。
    でも、あっさりとしてて割と好きな感じの本
    コカインやりまくる話も嫌いじゃない。
    二人称には違和感なし。 こんがらがらずに書けてすげーとは思った。

  • 二人称による80年代アメリカの青春小説。
    二人称の小説というものを初めて読んだから、慣れるまで少し時間がかかったが、読み進めていくうちに気にならなくなった。
    きらびやかな都会の中で荒廃していく男の物語。終盤で語られる母親とのエピソードが良かった。どことなくサリンジャーの「ライ麦畑」を彷彿とさせる展開だったような気もする。

  • 最後まで、面白いポイントを掴む事ができなかった…

  • 冒頭はこんな文章から始まる。


    ”きみはそんな男ではない。”


    珍しい二人称現在形で語られるのは
    どうしようもない閉塞感に囚われた愚かな男の話。

    きみが
    逃げていたもの、
    追っていたものが、
    心の殻を打ち破って
    最後に一気に明かされる。

    発行されたのは1984年。
    時代も場所も立場も異なれども、
    約30年も前の男の悩みが、
    いまの自分と変わらないなんて!

    買ってしばらく積んでいた本。
    どうしてこの本を手にしたのか、
    読み終わったいまでも思い出せない。

    ありきたりな展開でも
    新鮮に感情の内面を抉られる表現力と空気感に
    しばらく余韻に浸っていたくなる良書だった。

    もしかしたらこれは
    来るべきして手元にあった本なのかもしれない。

  • 名作の呼び声高い作品。大好きな青春小説。主人公と同じぐらいの年齢のときに読んだということもあってすごく好きな作品。

  • 二人称で書かれたアメリカの青春小説。
    はじめて二人称小説というものを読んだが、意識すると違和感があれど、三人称小説と視点はさほど変わらないように思われた。

    内容についてはアメリカの青春ものというだけでほとんど決まっている気がするが、青年の堕落と成長である。
    この点、例のごとくドラッグは欠かすことが出来ない素材らしく、青春といえばドラッグなのかと読んでいてふと考え込んでしまう。

    人にオススメを聞かれたときに出てくるものではないが、読んだ後なんとなく思い出して、よかったと思える小説。

  • 喪失と再生。落ち込んだときに読み返す本。映画「再会の町」でマイケル・J・フォックスが主演。主人公の「君」(You)が話題になった。

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