ピラスター銀行の清算 下巻 (新潮文庫 フ 24-8)

  • 新潮社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102358085

感想・レビュー・書評

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  • ★2.5。
    一昔前の欧米のエンターテインメント小説というか、妙な性描写は何とかならんもんか。こういうのがお好きなんですかね、彼の国の方々は。
    話の内容も正直あっさりすぎて詰まらん。ただこのシンプルとも言うべき内容は時代のせいかもしれない、その意味でこの小説は将来読み継がれるものではないかもなぁ。
    というかこの感想、上巻とほとんど変わってないなぁ。。。時間を無駄にしたかも。

  • 19世紀末のイギリス。ピラスター銀行を経営しているピラスター一族内のいとこ同士の後継者争いと、波乱な銀行経営の話。一人は優秀、もう一人は落ちこぼれという典型的なストーリーではあるが、最初から最後まで飽きるところなく一気に読んだ。恋愛要素もよかった。

  • ケン・フォレットの面白さが感じられる作品だと思う。

    この作家さん、
    時代やストーリーの背景を
    とても細かく描けるところが素晴らしいと思う。
    この話でいうと銀行の業務や経営について丹念に調べ上げていて、
    19世紀後半のロンドン金融街に夢中にさせてくれる。
    そのしっかりした土台があるので、
    最初から最後まで一気に読み切ってしまう。

    そしてその中に登場人物の感情を上手に表現し、
    物語に感情移入させてくれる。

    丁寧なストーリー構築の上に
    人間味あふれる登場人物の描写。

    やっぱり面白い!

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著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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