レベッカへの鍵 (新潮文庫 フ 24-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (553ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102358115

作品紹介・あらすじ

スパイは砂漠を越えてやって来た。ロンメル将軍が送りこんだアレックス・ヴォルフは、イギリス占領下のカイロで活動を開始する。切り札は花形ベリー・ダンサーのソーニャ。ヴォルフとコード・ブック『レベッカ』の謎を追うイギリス軍のヴァンダム少佐も、自身に想いを寄せるユダヤ人女性エレーネに危険な使命を与えた-。軍略と情欲が鮮烈に交錯する鬼才の秀作、満を持して復活。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    スパイと将校さんものと言うとあまりに大雑把ですがそんな感じ。
    スパイよりも女の人の方が頑張ってるし実際仕事してるし出来る(笑)。
    古今東西色仕掛けに男は弱いんだなあ。

    とは言え。ちょっとお父さんそれは考えなさすぎだしダメじゃない?という感じが色々と。今なら携帯電話や小型カメラ、盗聴器や発信機が簡単に使える時代じゃないからまあ大変なのはわかるですが。ハイテクを使うようになって便利になったのはスパイする側かそれともそれを狩る側か。
    レベッカは嫌な話でしたよね。あれが暗号かあ…。だから負けたんじゃなかろうか?

  • ケン・フォレットの第二次世界大戦下のスパイもの。「針の眼」「鴉~」を先に読んだため、比べてしまうと物足りないが、人物のキャラのよさとテンポのよさはすばらしい。最初はドイツスパイが主人公だと思っていたが、終盤からイギリス軍少佐のほうがメインとなり話が終わり、少々期待外れとなった。

  • エジプト、カイロなどを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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