カッティング・エッジ (新潮文庫 ス 16-1)

制作 : デニスエチスン 
  • 新潮社
3.33
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本棚登録 : 38
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (569ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102399019

作品紹介・あらすじ

屋根裏部屋で見つけた催眠術の入門書。泣き虫の弟リトル・エディを実験台に、その恐るべき効果を試す少年ハリーを描くストラウブの「ブルー・ローズ」。マンハッタンを徘徊する悪鬼との対決を綴るバーカーの「魂のゆくえ」。他にも、18名の俊英たちが現代の恐怖を鮮烈に描き出す。『ナイト・フライヤー』『闇の展覧会』と並び称される傑作ホラー・アンソロジー、ついに邦訳版で登場。

感想・レビュー・書評

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  • 新潮文庫『血も心も』http://booklog.jp/item/1/4102404015
    読んだら宣伝が載っていたので流れで購入、
    絶版につき、もちろん中古。
    編集者兼作家デニス・エチスンによるホラー・アンソロジー
    全20編。
    やはり私の好みと微妙に違うが(笑)まあまあ面白かった。
    サディズム及びマゾヒズムとは何かを論じた
    ホイットリー・ストリーバー「苦痛」が出色。

  • デニス・エチスン編纂のホラー・アンソロジー。20篇収録。

    へヴィーな読後感の作品多し。
    とくにピーター・ストラウヴの「ブルー・ローズ」は、ねっとりとまとわりつくようなイヤ~な感じが堪能できる。
     
    笑い事ではないのだけれど、やっぱり笑っちゃうオチの「バラバラ殺人のためのBGM」(マーク・レイドロー)も楽しい。

    大御所マシスンの「吸血鬼」は、ただ単語を並べただけの作品なのに、おぞましい。血を糧にしているわけではないから、よけいに。

    一番ぞっとさせられたのは、チェルシー・クイン・ヤーブロの「とぎれる」

  • 結末が不自然な作品が目立ちます。
    その分、おっかなさも引き立つのです。
    人によっては眠れないんでないかね、これ。

    冒頭の作品はある作品のリンクに
    どうやらなっていますが
    私その作品未読…
    頭の片隅にそれは記憶しておこう…

    で、傑作なのがミニマムもいいところの
    ある作品です。
    文字数すくなっ!!
    でもいいたいことはしっかり伝わってきます。

    あとはどこまでも救いようのない作品かな。
    ことごとく人を死ぬのを見つめ続ける作品なんていうのも
    あるのですよ。
    ありゃあおっかないです。

    初めのほうの作品は
    キング的な要素の出てくるものです。
    苦手な人、注意。

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