- Amazon.co.jp ・本 (569ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102399019
作品紹介・あらすじ
屋根裏部屋で見つけた催眠術の入門書。泣き虫の弟リトル・エディを実験台に、その恐るべき効果を試す少年ハリーを描くストラウブの「ブルー・ローズ」。マンハッタンを徘徊する悪鬼との対決を綴るバーカーの「魂のゆくえ」。他にも、18名の俊英たちが現代の恐怖を鮮烈に描き出す。『ナイト・フライヤー』『闇の展覧会』と並び称される傑作ホラー・アンソロジー、ついに邦訳版で登場。
感想・レビュー・書評
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新潮文庫『血も心も』http://booklog.jp/item/1/4102404015を
読んだら宣伝が載っていたので流れで購入、
絶版につき、もちろん中古。
編集者兼作家デニス・エチスンによるホラー・アンソロジー
全20編。
やはり私の好みと微妙に違うが(笑)まあまあ面白かった。
サディズム及びマゾヒズムとは何かを論じた
ホイットリー・ストリーバー「苦痛」が出色。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デニス・エチスン編纂のホラー・アンソロジー。20篇収録。
へヴィーな読後感の作品多し。
とくにピーター・ストラウヴの「ブルー・ローズ」は、ねっとりとまとわりつくようなイヤ~な感じが堪能できる。
笑い事ではないのだけれど、やっぱり笑っちゃうオチの「バラバラ殺人のためのBGM」(マーク・レイドロー)も楽しい。
大御所マシスンの「吸血鬼」は、ただ単語を並べただけの作品なのに、おぞましい。血を糧にしているわけではないから、よけいに。
一番ぞっとさせられたのは、チェルシー・クイン・ヤーブロの「とぎれる」