不思議の国のアリス (新潮文庫)

制作 : 金子 国義  Lewis Carroll  矢川 澄子 
  • 新潮社
3.47
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本棚登録 : 3386
レビュー : 325
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102401019

感想・レビュー・書評

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  • 名前だけは有名だから気になって原作を手に取ったが、本当に夢を見ているような曖昧で不思議な世界観が表現されていると感じた。

    深追いせずにただ文字を目でたどり、読み終わった後で、微睡み、夢を見ていたかのように現実に帰る。

    作者の意図があるのか、ただよくわからなかっただけなのか…

  • 少しの時間でサクっと読める短い本、、、で本棚からチョイス。超有名作品だけどちゃんと読んだことなかったな。意味やストーリーを追うと難解なので、何も考えずただ文章に身を任せて読む。即興的にこんなお話しを作れる著者の想像力はすごい。

  • ディズニーのアニメを何度か見たことがあるので話の内容は大体わかっているつもりでしたが、不思議な国のおかしな住人のどこかずれている話やアリスとの全くかみ合わない会話など、言葉遊びも交えた言葉のやり取りに関してはアニメよりも原作を読むほうがより深く楽しむことができるのではないかと思いました。

  • ちゃんと読んだことがなかったので、読んでみた。いわゆる児童文学なんだろうけど、教訓めいたものではなく、本当に不思議の国に行った女の子のお話しを聞いているような感覚。唐突にいろいろなことが起こって、で、それ結局どうなったの?って聞きたくなる。
    よく大人ぶった女の子が、まくしたてる感じで、若干アリスにイライラしてしまった・・・。
    う~ん、ディズニー映画の可愛いアリスの印象が強すぎたのかな?

    もう一回、映画見てみたくなった・・・。

  • 2012.06.16

  • 偏愛している矢川さんと、画家の中で偏愛している
    金子國義さんの挿絵が入っている、数多あるアリス
    の翻訳本では、最高に贅沢な本だと想います。

  • <金色に輝く夏の午後に生まれた物語、どの訳で読もう?>


     金色に輝く夏の午後に生まれた物語☆ とルイス・キャロルは述べています。
    小さな女の子たちを連れて、テムズ河へボート漕ぎに出かけた折、「何かお話して」とせっつかれて語った話が原型になったとか。主人公の名前は、早速、ボートに乗っていた少女アリス・リデルからとられました。リデル嬢を退屈させまいと、キャロルのサービス精神はさまざまな国をこしらえ、アリスは実にあっちにこっちにと飛ばされることに★
     金色の夏を大事に覚えていたキャロルは、後にこのお話を本にまとめて、アリス・リデル嬢に贈ったのでした。

     だから、『不思議の国のアリス』を読むと、「ああ、小さなレディを楽しませようとしたお話なんだな」と思い出し、陽の光や川や波やボートを思い浮かべるのです。金色に輝く昼下がり☆

     生涯独身、大人の女性がちょっぴり苦手だった作者は、小さい女の子と遊ぶのが好きでした。まめに手紙をやりとりしたり、写真を大事にとっていたり。口さがない人はロリータコンプレックスなどと言うのですが、どちらかというと、すぐに変な方にとる人の心の持ち方こそ危ないですよね。ルイス・キャロル自身が少女の感性を持っていたのではないかと思います。

     アリスと言えば、面白いのが翻訳比べ☆ 言葉遊びの部分は英語の言い回しなればこそ……という性質もありますが、日本語でどう切り抜けるかが翻訳者も腕のふるいどころで、さまざまな版が出ていて、選ぶほうも迷うところです。
     過去に見たなかでは、チェシャ猫がにやにや猫と訳されていたり、知恵者猫というのも見かけたり。にやにや猫は角川文庫だったでしょうか? 福音館版は、お行儀が良くきちんとした感じで好感が持てる。フォア文庫版は、翻訳物にありがちなぎこちなさがなく、自然な印象でした。

     今のところ、新潮文庫の矢川澄子役がお気に入りかな。本当に小さな女の子に語り聞かせているみたいな調子なのです。

  • ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」新潮文庫

    某アニメ映画やゲームなんかでフワッとしか知りませんでしたが、読んでみると抱いていたイメージ通りの意味不明なストーリーとキャラクター。

    なにやらキャロルが自身の子供にせがまれて即興的に作った物語だとか。

    しかし、よくよく読んでみると、現実世界を揶揄しているであろうキャラクターのセリフや行動が見受けられることに気が付く。

    また、アリスは唯一のまともなキャラクターだが、非常に子供っぽく、彼女以外は恐らく大人や世間としての役割を担っているのだろう。

    面白かったシーンは、アリスが子守を任された赤ちゃんが突然、豚になり逃げ出した場面で、

    あのまま人間として育っていたら酷い顔だったろうが、豚としてならそこそこイケてるかもね。実際、自分の友達にも豚としてなら可愛い部類っぽい子いるもんねー。

    的な発言に抱腹絶倒…笑

    挿絵は金子國義のカラー挿絵で、リトグラフとして製作されたとのこと。とても味のある絵と発色で、素敵。

    訳者のあとがきも、ルイス・キャロルの晩年をディスり、歯に衣着せぬ「興褪め」や「何をとち狂ったか」といった言葉選びに最後はクスリときた笑

    でも、まさかの夢オチだとは…

  • 本で読んだのいつぶりなんだろう。本で読んだのもしかしたら初めてかしら。面白かった~楽しかった!ディズニーの映画とは随分違うね~

  • 「アリス」をテレビや書物のあちこちで目にするので気になっていたし、今まで読んでいなかったな、ということもあり古本屋にて購入。
    わかりにくそう、という先入観がありましたが、わりと楽しめました。とはいえ、挿絵に助けられたところが多分にあるので、続編の「鏡の国のアリス」は挿絵の多い出版社のものにしようと思います。

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著者プロフィール

原作者。
1832年-1898年。本名はチャールズ・ラドウィッジ・ドジソン。
イギリスのオックスフォード大学クライスト・チャーチ学寮の数学講師であったが、
ペンネーム、ルイス・キャロルの名で『不思議の国のアリス』を執筆、出版。
『不思議の国のアリス』は現在に至るまで世界各国語に翻訳され愛され続けている。

「2019年 『不思議の国のアリス 型ぬきワンダーブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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