脱スマホ脳かんたんマニュアル (新潮文庫 ハ 60-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102402818

作品紹介・あらすじ

集中力が続かない。時間の使い方がヘタ。いつも寝不足。原因は、もしかしたらスマホにあるのかも。スマホを使っているとき、脳には一体何が起きている?――勉強しているときスマホを隣の部屋に置くと効率アップ。何かを覚えるときはタブレットではなく紙で読もう。睡眠が記憶を定着させる。SNSを使いすぎると幸福度が下がる? 知っておけば絶対安心、スマホとかしこく付き合うための本。

感想・レビュー・書評

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  • 子ども対象ということで読みやすいかと思い購入。私もスマホ脳状態かもと思って付箋だらけ。スマホと賢く付き合うためにスマホお休み時間を設けまーす。
    「一番かんたんに、そしてエネルギー的に安上がりにドーパミンを出せるのは…そうスマホやタブレットを使う時です。」「新しい体験をしたい、そして“いいね!”を1つでも多くほしいのです。」「スマホやタブレットがこっそり私たちの脳をハッキングしたようなものなのです。」あちゃー。
    スクリーンと紙なら「難しい文章の場合は紙で読んだほうが良い」「文章に貼られたリンクが私たちの気を散らす」「リンクをクリックしないと決めること自体に何度も脳の容量を使ったせい」「スクリーンでは流し読みをするのに慣れていて、部分的に飛ばして読んでしまう」
    デジタル健忘症という、どこか別の場所に保存されていることがわかっていると、脳は自分で覚えておくのをさぼるという。理性的で行動のブレーキをかける前頭葉の機能は25歳頃に完成、10代のスマホ長時間視聴によるドーパミン放出は影響の可能性の指摘あり。側坐核は自分の話をする時やほめられた時にも活発になるので現実場面でいいね!が大事。SNSをよく使うほど幸福感が下がるんですって。アルゴリズムでユーザーの画面に何を見せるか決められている、怒らせボタン、怖がらせボタン、やっぱりねボタンで効果的なメッセージがこめられ、自分が信じていることばかり目にする『エコーチェンバー現象』にはまってしまうとのこと。トホホなことばかり。
    スウェーデンではこの著書と最強脳2冊を学校で無料配布、約24万5千人の子どもたちが受け取っているという。

  • 『スマホ脳』を若い層向けにまとめた本。
    スマホ脳読んだのに忘れてるな…
    事例とともにエッセンスが抽出されているので分かりやすい。
    使わないではなくスクリーン機器の

    、便利な機能は活用し
    悪影響を及ぼす部分を理解して気をつける
    心身共に元気で脳が働くようにする
    そのために大切な睡眠、運動、実際人と会う、ための時間が足りなくならないようにする

    ための本。

  • 毎日最低1時間運動して、よく寝て
    寝る1時間前はスマホを触らない
    スクリーンタイムは2時間いないに

  • 10代の子にも読みやすい。SNSとの良いつきあい方がわかった。
    ただ、自分はSNS嫌いなので多分今後も使わないと思う。
    そういえばブクログはSNSなのか?

  • アンデシュハンセンの本は好きなので、対象は子供だろうと思いましたが買いました。
    『スマホ脳』の内容を子供にもわかりやすく、かつ子供のスマホに振り回されたサンプルケースがいくつも紹介されていて共感しやすく自分事として落としやすい工夫がなされていて好感持てました。

    ただP80の、スマホを人差し指で打つのはみっともない、というのは違和感を抱きました。
    手が変形しないようにするには片手でしっかりスマホを持ち、もう片方で画面操作をする方が良いのではと思います。
    操作もスマホを持つのもひとつの手で済ませると、特定の指がゆがんだり(小指にスマホを置いている場合小指はゆがむと思います)、片手で使いこなし過ぎる場合自転車運転時も使って事故を呼び込むこともあると思います(実際に大学生が片手にスマホ、もう片方に飲み物を持った状態で自転車を運転し、高齢女性にぶつかり相手が亡くなったケースあり)。
    子供に大人より優れている(実際にはそういうわけではない)スマホ操作法を伝えて気持ち良くさせる目的かもしれませんが、ちょっと考えが浅いのではと気になりました。

  • ▼配架・貸出状況
    https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL= SB00549935

  • 計画を立てる間はものすごく楽しみにしてワクワクしてるのに、いざ計画を実行に移してみるとそうでもなくて、次の計画を立てていたりする。今を生きよう。っていつも思うけど、可能性に対して脳が興奮するのがデフォルトなのね。って分かったから納得した。
    スマホは便利だけど、物理的に距離を取って、いい関係になれるといいな。

  • この本を読み終えた後、私はスマホを触らない時間を作った。きっとあなたも読めば気づくはず。スマホが与える影響力について考えさせられるから。
    至急の要件なんて来ないのに、バイブの音が鳴ると見ずにはいられない、あの衝動。いつからだろう。。?テレビ見ながらご飯食べてスマホを触り、そして会話までする。これが現代のマルチタスク。マルチタスクが得意な人なんてほとんどいないのに。ご飯を食べる時はご飯だけにすると、いつもより味に深みが出た。旅行時、半日だけスマホをオフにすると、前を見て景色を堪能し、会話を楽しめた。普段選ばないであろうお店に入り(いつも食べログで口コミ見て判断するので)新しい発見と経験ができた。スマホを手放すことは難しくても手放す時間は大切。

  • 訳者の久山さんに個人的に勝手に親しみを持っているので、久山さんが訳したスマホ脳のジュニア版も読んでみたかった、ということで。
    対象が若い方むけだから、わかりやすいです。
    スマホ脳でどのような内容が書かれているのかは、さまざまな媒体で読み知っていたので、情報読みやすく改めて、色々と思い出して注意できることは注意しようと。
    スマホは、見えないところに。。。これ本当です。

  • 注意散漫、睡眠不足、イライラ…その悩みの原因はスマホにあった。ベストセラー『スマホ脳』ジュニア版。
    とても便利なスマホも、使い方を間違えれば害悪にしかならない。自己抑制は大人でも難しいのに、未成年者には尚更だと思う。自分の子供にも本作を薦めてみるが、果たして…。

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著者プロフィール

精神科医。カロリンスカ医科大学卒業。王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら、有名テレビ番組でナビゲーターを務める。『一流の頭脳』が人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、世界的ベストセラーに。前作『スマホ脳』は日本でも爆発的にヒットした。

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