ナルニア国物語4 銀のいすと地底の国 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2025年2月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784102406649

作品紹介・あらすじ

いじめっ子に追われ、体育館裏の扉から別世界へと飛び込んだユースティスとジル。ナルニアでは、懐かしい友カスピアンの息子であるリリアン王子が魔女にさらわれ、囚われの身となっていた。王子を助け出すため、ヌマヒョロリン族のドロナゲキとともに、アスランの四つの道しるべを追うふたりだったが――。巨人の橋、廃墟の都、暗闇の城、銀のいす。数々の困難を前に、いま友との絆が試される。

感想・レビュー・書評

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  • 今回ナルニアに来たのは、3巻で初登場したいとこのユースティス。そして彼の同級生のジル。3巻からナルニアでは数十年経っているため、前回一緒に冒険したカスピアン王子は老王になっていた。今回はカスピアンの息子、リリアン王子を探すため地下世界を冒険。新たな仲間ドロナゲキ(スナフキンみたいな見た目)がいい味を出していた。

  • シリーズ第4巻。
    前回の冒険で嫌なやつから脱したユースティスが頼もしい。前作とのつながりや影響が垣間見えるの好きです。ドロナゲキが緑の魔女に言い返す場面は物語=虚構を愛する者として胸が熱くなった。

  • 今回はユースティス(ルーシーのいとこ)と同級生のジルがナルニアへ

    第4巻の舞台は地底の国
    沢山の種族がまた一杯出演し
    恐い場面も多かったけれど冒険した気分
    残念な場面もあったけどそれが成長の元になった気もする

    さて次は??

  • 3までは映画で観てたので事前知識あったけど、4は初読み。
    1~4の中で一番好きかも。
    今回のアスラン以前より親しみやすいというか、子供にやさしくなったように見えました。
    ドロナゲキが背の高いスナフキンみたいで好きでした。ネガティブなんだかポジティブなんだかよく分からないキャラクター。
    ジルちゃんがアスランに言われたしるしを毎度忘れるのも、まぁ、難しいよねと大人な気持ちで読んでました。
    カスピアン…。最後泣いちゃいました。

  • ユースティスとジルは、リリアン王子を囚われている地底の国からナルニアに連れ帰るために、アスランに呼ばれた。
    しかし、ユースティスとジルは、アスランから聞いた「四つの道しるべ」を見失いがちな所は、二人の冒険の困難と成長を象徴しているようだ。

  • ここまでで一番好きな話だった
    ドロナゲキ良いわぁ
    見渡す限りの罠には全てハマりながらも着実に進められる冒険
    いつもいるネガティヴ要因がドロナゲキだけど、ネガティヴなことしか言わない割に前向きでイラッとはこない

    最後のカスピアンとイギリスの交錯もワクワクしてとても良かった

  • 前作で出てきたひねくれ少年ユースティスがすっかりいいやつに成長していて、カスピアン王子が年老いた王様になったナルニアへ再度旅立つ。

    これまでと比べてアスランがやたら登場するのと、地底人、巨人の国、緑の魔女、カスピアンの息子のリリアン王子など、色々てんこ盛りの冒険譚。絶体絶命かと思いきや、アスランが助けてくれる優しい展開が印象的だった。

  • 今まで四巻目まで読んできて、一巻目の次に好きな内容でした!
    とても明るい気持ちにさせてくれて、私も頑張ろう!と思える楽しい話でした!

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著者プロフィール

東京大学大学院人文社会系研究科修士号取得、博士課程満期修了。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士号取得。「クーリエ・ジャポン」の編集者を経て翻訳家に。訳書にリン・エンライト『これからのヴァギナの話をしよう』、ウォルター・テヴィス『クイーンズ・ギャンビット』、カルメン・マリア・マチャド『イン・ザ・ドリームハウス』、デボラ・レヴィ『ホットミルク』、ニナ・マグロクリン『覚醒せよ、セイレーン』など。

「2024年 『ベル・ジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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