真冬の訪問者 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2025年1月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784102407219

作品紹介・あらすじ

1921年1月、内乱さなかの冬のアイルランド。大戦の帰還兵で保険会社の損害査定人トムのもとに、かつての恋人モードの訃報が届く。彼女が同乗した王立アイルランド警察(RIC)の車がIRAに襲撃されたのだ。だが、IRAの遊撃隊が殺めたのは男二人だけだと判明。はたしてモード殺害の真犯人は誰なのか? 元恋人の幻影を追う男が複雑な人間関係を解き明かす、詩情にみちた歴史犯罪小説。

感想・レビュー・書評

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  • 1921年のアイルランドを舞台にしたミステリー。私には背伸びし過ぎた作品で、IRAの事もわからないままに読んで失敗だった。

  • Book Review: ‘The Winter Guest’ by W.C. Ryan
    https://scskillman.com/2023/01/31/book-review-the-winter-guest-by-w-c-ryan/

    “The Winter Guest” by W.C. Ryan – Book Review | Fictionophile
    https://fictionophile.com/2022/11/24/the-winter-guest-by-w-c-ryan-book-review/

    William Ryan – The website of author William Ryan
    https://www.william-ryan.com/

    『真冬の訪問者』 W・C・ライアン、土屋晃/訳 | 新潮社
    https://www.shinchosha.co.jp/book/240721/

  • アイルランド独立戦争の時代背景の知識がなかったので、誰がどの立場で、表の顔と裏の顔がどう違うのか、誰と誰が繋がっているのか等の細かい部分を理解するのに少し時間がかかった印象です。
    でもそこが理解できればあとはラストまでイッキ読みでした。最後まで結末がどうなるのか分からない、面白かったです。

  • 自分の読解力不足とアイルランド独立戦争の知識無いからだろうけど、誰がどの立場で組織の特徴とか所々立ち止まって考えなきゃならないことが多かった。でも最後まで読めたからそれなりに面白かったのかな。再読したら理解深まりそうだからしばらくしたらまた読んでみようと思う。

  • 2025年の7冊目は、W.C.ライアンの「真冬の訪問者」です。凄い本を読みました。2023年のゴールドダガー賞最終候補作というのも頷けます。
    舞台は、1921年の内乱状態のアイルランドです。
    主人公のトム・ハーキンは、かつての婚約者モード・プレンドヴィルの搭乗していた車が、IRAに襲撃されて全員死亡した事件を調査する為に、ダブリンから派遣されます。トムの表の顔は、保険会社の損害査定人ですが、IRAの情報将校という裏の顔が有ります。モードは、イースター蜂起の英雄で有り、襲撃直後には生きていたという襲撃者の証言が有ります。IRAには殺害する理由も有りません。たまたま巻き込まれてしまっただけなのか?
    モードが何故、殺されなければならなかったのかの真相の解明が主題で、見事なハードボイルド筆致で時代背景含めて綴られて行きます。
    真の顔がどちらか側か見通せない人物が多く、その相関関係さえ理解出来れば、この世界を存分に堪能出来ると思います。
    モードの殺害を横軸とすると、プレンドヴィル家の物語という縦軸もしっかりと存在している事が、物語に厚みを加えています。バンシーに似た白衣のレディを見るとプレンドヴィル家の者が亡くなるというゴシック要素も意味深です。きっとトムの見た白衣のレディが、プレンドヴィル家そのものを壊す事に繋がっているのでしょうから。
    ☆4.9早くも今年のNo.1確定ですかね。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒。主な訳書に『カサンドラの紳士養成講座』 (エリック・ガルシア/ヴィレッジブックス)、『大破壊』『大追跡』(クライブ・カッスラー/扶桑社ミステリー)、『フェニキアの至宝を奪え』(クライブ・カッスラー、ポール・ケンプレコス/新潮文庫)、『追撃の森』(ジェフリー・ディーヴァー/文春文庫)などがある。

「2015年 『ザ・キー 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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