ため息つかせて 上 (新潮文庫 マ 14-1)

  • 新潮社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102417010

作品紹介・あらすじ

もう何年も恋らしい恋をしていないサバンナ。離婚したてのバーナディン。いつも男にだまされるロビン。仕事と息子だけが生きがいのグロリア。アリゾナ州フェニックスに住む、パワフルで、シニカルで、ファニーでタフな4人の主人公たち。'90年代の都会に生きる大人の女たちのホンネを辛辣なユーモアをまじえてリアルに描き、全世界の女性から共感をもって迎えられたベストセラー小説。

感想・レビュー・書評

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  • もうすぐ40歳になろうとしている黒人女性4人組のリアルな友情と恋愛物語ってヤツ。

    ヘタな映像の同じようなネタモノよりは自分で想像できる余地がある分、自分なりの楽しみ方ができるかも…。

    でもま…。
    男性には面白いとは思えないな…。
    たぶん同じような世代の女性の支持を受けるお話なんだろうね。

    しかし、どうしてそんなに男性がいないとダメなんだろう?
    楽しいお仲間がいて、それなりの仕事があっても、男性がいないとカツカツしちゃうってのはカップル文化の国だからなのかなぁ?!

    平成5年の単行本版で読んだんだけど、何度もドナルド・トランプさんが不動産王、成功者ってことで名前が出てきたよ。

  • おもろい

  • 2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載

  • 4人の黒人女性は35歳を過ぎ、一人は既婚、一人は未婚の母、残り二人は独身である。既婚である一人も最終的には夫に浮気され離婚し、仲良し4人は波乱な生活。それでも頑張って生きる強い女性の物語である。

  • 三十代の黒人女性の話。黒人バージョンのsex & the cityみたいに進んでいく。4人の会話がテンポよく赤裸々で面白いけど、下の話の展開がどうなるのか全く予想できない。

  • 彼女らが口々に言う
    「もう90年代なのよ?!」を
    「もう2010年代なのよ?!」にしても
    なんら違和感がないとは、これ如何に(-_-;)

    70年代から半世紀が経とうとしているのに
    オナゴandマイノリティーの奮闘努力は相も変わらず。

    嗚呼、マクミラン先生!
    アフリカン・アメリカンのお聖さんと、私は呼びたい。

    2012年3月9日再読

  • 下巻のコメント欄に記載

  • 遊び=男
    という方程式が解けない私は、「別に男いなくてもいいじゃん?」とちょいちょい思いながら読みました。が、これがまたページをめくる手が止まらないんだ!
    時間がとれなくて一気読み出来なかったけど、飽きないからいつまでも読めそう。

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