ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫

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レビュー : 358
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102428016

感想・レビュー・書評

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  • 7つの会社を起業したカナダ人の父が、息子に宛てた30通の手紙。

    息子が学生から経営者に成長していく際に、ありがちな壁と対処の仕方を、父が手紙を通して指導・教育して行く。

    起業家の帝王学の傑作!

    翻訳文なので、少し頭に入りにくい表現もあるが、経営者や会社の幹部社員などは必読。

    繰り返し読んで、体に染み込せたい本の1つ!

  • 20年前に発行された本。その時点で筆者が20年間、息子に送り続けたハウツーが満載!経営者の視点だけど、ビジネスマンの参考になる手紙多数。また読み直そう。

  • タイトル通りの本。著者は読書家のようだ。多くの本から例を引用している。中でも、「ガルシアへの書簡」は印象深い。最後の手紙には息子に社長の座を譲り、引退した後は息子の経営方法には口出ししないと書いてあり興味深い。知識と経験を兼ねそろえた父親が息子の人生を心配している。長く存在しているだけの人にはなりたくないと思った。

  • 父親からの人生のアドバイスが込められた30通の手紙。内容は愛情や厳しさ、優しさを含みながらユーモアにも溢れている。
    著者が実業家であり息子も後を継ぐことを目指しているため経営者目線の話が多いが、経営者でなくとも参考にするべき部分は沢山ある。経営者を目指すのであれば尚更参考になるはずだ。

    この本を読み進めていると本当に父親から大事なことを語られているように感じる。実際に父親とはこのような話はほとんどしたことがないので、今度ゆっくり語ってみたいと思う。

  • 20190116
    タイトルの通り、父から息子への30通のアドバイスがまとめられた作品。アドバイスという言葉では捉えきれない人生訓や愛が感じられる。
    大学での勉学や、友人、恋人・良妻などへのアドバイスから、ビジネス界で信頼されることまで非常に多種多様な人生の進むべき道を照らしてくれる。どの父親でも子供への愛が欠けている人はいないのだと感じさせれるくらい、愛情に溢れている。
    何よりも自分が後悔しないように生きるという点において、自己研鑽を続け、恋人や友人に時間を割き、自暴自棄にならず目的を持って生きていきたい。そして、ウォード氏の父親のように次世代へ繋げられるような愛のある人間になりたい。

    //MEMO//
    厳しい成長のできるグローバルの世界で戦っているからこそ、ビジネスマンはどう生きるべきか参考にしたい。
    また、挑戦する26歳の年であるだけに、ビジネスマン以外の挑戦があるかも気になるところ。

    アントレプレナー
    ①自分を信じる
    ②挑戦、努力

  • キングスレイ・ウォード(1932年~)は、カナダ生れの、主に化学関連の事業で成功したビジネスマン。
    著者は、ビジネスマンとしての働き盛りのときに2度にわたる心臓の大手術を受け、死に直面した彼は、生きているうちに自分の様々な経験を息子に伝えたいと思うようになり、息子が大学に入学するときから、会社を譲るまで、20年に亘り30通の手紙を書いた。それを一冊にまとめたものが本書である。
    全世界でミリオンセラーとなったが、邦訳は1987年に出版、1994年に文庫化された。私は、社会人になりたての頃に一度単行本で読んだが、久し振りに文庫本を手に取ってみた。
    そのアドバイスは、大学での勉強について、社会人として出発するにあたって、誠実であれ、結婚について、金銭感覚について、礼儀正しくあれ、銀行融資について、多角経営について、読書の価値、人生の幸福とは、社員の解雇について、友情について、自分の財産管理について、ストレスと健康について、優れた指導者とは、仕事と生活のバランスについて、社長としての期待。。。と、公私に亘って幅広く、父親から息子に対してでなければ書けない、愛情に満ち、ときに厳しい内容である。
    私は今や、著者が息子に会社を譲った年齢に近く、今回は、アドバイスを受ける側ではなく、アドバイスをする側の気持ちで読んだが、ここまで幅広い視点について、自らの考え、信念を伝えられる著者に感服し、羨ましく思った。というのも、全ての人間にとって人生は一度であり、様々な岐路において選択できた道は唯一つである。つまり、過去に戻って別の選択肢をやり直してみることはできないし、そもそも選択する時点で結果的な正解など存在しないとさえ言えるのだ。(こう言うと、啓蒙書の存在価値を否定するようだが。。。)
    そう考えると、本書は、(タイトル通りに、また、そもそも公表されることを想定せずに書かれた)「父親より息子への手紙」であり、あとがきで訳者の城山三郎が書いているように、「20年にわたる父子の歴史の書・・・一種の教養小説」として読む方がしっくりくると感じるのは、天邪鬼的過ぎるだろうか。。。
    (2020年4月了)

  • ビジネスマンとして成功を収めた著者が、同じく企業家を目指す息子へ宛てて書いた手紙をまとめたもの。実社会への出発、企業での人間関係、部下とのコミュニケーション等々、ビジネスマンが人生で遭遇する30の出来事について、アドバイスを送る。

  • この歳になると第11通目「結婚を気楽に考えないで」が一番ガツンとくる。周りがどうだとか時期が来たからとかは関係ない。そんな簡単な投資ではない。お互いに高みに引き上げられ、すばらしい妻と歩調を合わせるための努力ほど、自分自身の価値を高めるものはない。
    また、24通目「批判は効果的に」のところで、批判者を評価する大切さを学んだ。ついつい100%全ての批判を聞いてしまう。もちろん10%の批判は人生の手助けになる。しかし、残り90%を馬鹿正直に悩めば、士気を挫くだけである。羨望、悪意、愚かさ、ただの無作法。そんなものに惑わされる必要はない。
    翻って、自分が相手を効果的に批判しようと考えるなら、慎重に内容を選び、話し方に気をつけよう。また、普段からの信頼関係を高める努力をする。また、5年後にでも見返したい。

    2017.4.30

  • 図書館で。
    物凄い冷静な、でも愛にあふれる父から息子へのお手紙。
    学生時代アルバイトで肉体労働をして自分は二度と酷使される方にはならないと誓ったとか臆面もなく書けちゃう辺りが外国の人だなって感じ。それにしても息子、結構色々やらかしてるなぁってのがちょっと面白い。

    議論して熱くなると引っ込みがつかなくなりがちなので一歩引いたところから自分でもう一度考えさせるってのは上手いなと思う。なんのかんの言って自分で悟らないと人は意見を変えないものなぁ。そしておカネに関しては物凄いシビアだけれども経営者ってこんなものなのだろうか。
    変な話だけれどもそんなにお金を稼いで企業を成功させることってどういう意義があるんだろうなぁなんて哲学的な事を考えてしまいました。人生の達成感の中に幸福があるというならまあ成功は達成ではあるしお金儲けはお金が溜まればそれなりに達成感を得られるからそういうことなのかな。

  • 2、3年に一度読み返したい本

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