空腹の技法 (新潮文庫 オ 9-8)

著者 : ポール・オースター 柴田元幸 畔柳和代

• 新潮社 (2004年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sotaさんの感想 · 2013年5月31日]

「物語を語るということは、それを失うということだと思う。たとえば私が自分の人生について、君に詳しく語るとしよう。そうすると私の人生は、私が語ることを選んだ、その細部において失われてしまうんだ。現実の人生には選ぶも選ばないもない。何が一番重要か、どうやってわかる？物語は一人の人間の人生を、誰か他人がその人について言いうることに限定してしまう。」ポール・オースターマニアしか読まない作品だな。知らない作品の彼の評論ばかりで、ピンとこず。残念！彼の小説を読もう。

[kozzyさんの感想 · 2005年12月24日]

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