- Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102472248
感想・レビュー・書評
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さて、4巻では予想通りロシアに進撃した中国軍は、チンチンにのめされる。核弾道弾をもつ原潜も沈められ、最後の大陸弾道弾ミサイル基地襲撃に動揺し、ワシントンに向け大陸弾道弾ミサイルを発射する。
迎え撃つアメリカであるが、レーガン政権が打ち出したミサイル迎撃防衛構想は、非常に難しい高価な戦略投資が必要であり、SDIもその点で頓挫したが、天才クランシーは1週間のプログラムの書き換えで叶え一発実地で迎撃に成功してしまう。
核ミサイルまで使ってしまった中国ではあるが、中国学生による中国国家の民主開放という形で締めくくられる。
クランシーは、真実を予言する作家として9.11事件で名を成したが、こと中国においては民意についても、国家指導体制でもなかなか予言どおりに進まない。やはり、相手はグレムリンなのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中露戦争開始。飛行機野郎も戦車野郎も、お下劣なセリフを吐きながら、自分の命を賭けて戦う。
ライアンが終盤にゴロフコに
アメリカは多民族国家で、歴史が浅く、中心は全て憲法であり、、、
というセリフがあるが、トムクランシーが描くアメリカ人の美学がこのセリフに集約されている。
日本の島耕作をアメリカの美学で描くとジャックライアンになるのかなとふと思った。家族や友人を大切にし、国を思い、約束は守る。高い地位にあってもファーストネームで呼ばれることを望み、周りを気遣う。
こんな人間像がアメリカ人に共鳴されていることが
シリーズとして長く続いている理由の一つだと思う。 -
内容 :
大戦勃発(The Bear and the Dragon, 2000)
バチカン大使が中国警察官に殺害され、反発による不買運動で中国経済が危機に陥る。
これに対し中国は、シベリアの資源を狙い、ロシア大統領暗殺とシベリア侵攻を目論む。
著者 :
トーマス・レオ・クランシー・ジュニア(Thomas Leo Clancy, Jr., 1947年4月12日 - 2013年10月1日)は、アメリカの小説家。
軍事や諜報活動を扱うテクノスリラー小説を数多く執筆し、また自身の名を冠したテレビゲームの監修も務めた。 -
2016/03/07読了
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ということで、最後は☆3つにしてしまいました。
長過ぎる。。。もっと短くても大丈夫でしょう
って改めて思いましたね。。。読み返して。
個人的には戦闘シーンをもっと
重厚に濃く書いて欲しかったな・・・って
思ったんですがね。。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ